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【統計検定2級合格】おススメの勉強方法と勉強時間!

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学生の方や社会人でもデータ分析業務に携わっている方なら取っておきたい資格の統計検定2級!2級だけあって誰でも簡単に取れる資格ではありません。
しっかりと対策を練る事が必要です。

この様な疑問にお答えいたします。

私の合格までの道筋

私が統計検定2級の勉強を始める前の状態としては、

  • 社会人10年以上で学生の時に習った数学や統計の知識はほぼ消えてる
  • しかし仕事ではpythonを使ってデータ分析を行ったりしてた
  • 転職した際に資格を取ると評価が上がる事から受験を決意(お金目当て)

この様に統計には仕事でも触れていたため、「ちょっと勉強すれば取れるだろう」という思い上がりがありました。
しかし、実際勉強を始めてみるとなかなか難しく受験を決意してから合格するまでに3ヵ月以上掛かってしまいました。
なにはともあれ、無事合格する事が出来たわけですが、振り返ってみるともっと効率的に勉強すれば良かったと感じている部分も多かった為に、それをまとめたおススメの勉強方法を教えていきたいと思います。

統計検定2級のおススメの勉強方法

ではさっそくおススメの勉強方法を解説していきたいと思います。

  1. 参考書を1周する
  2. 過去問を解きまくる

ハイっ、これに尽きます。
偉そうにおススメの勉強法と言っておきながら非常にシンプルな方法です。

参考書を一周する

まずは基本のインプットの部分です。
問題となるのは何を基に勉強すれば良いのかって事ですよね?

私のおススメとしては、コチラですね。

  • 統計webのサイトを見て理解出来そうか確認する
  • 難しいと感じたら初学者用の本を読む
  • 統計webをひたすら進める

統計webがなにかと言うと、受験者のほとんどが見た事がある統計学の基礎から応用までを丁寧に解説してくれており、無料で使える(←ここ大事)サイトです。
ボリュームも豊富で統計検定2級に必要な知識を網羅してくれています。

まずは理解できるか確認しよう

そんなありがたい統計webですが、初学者にとっては少し難しいかもしれません。
ここら辺は人によって前提が大きく違う所ですので、一回パァーっと見てみましょう。
何となく理解出来るのならそのまま読み進めましょう。

しかし理解が難しそうだと感じたらもっと基礎から学ぶ必要があります。

例えばこの様な連立方程式を見て寒気がしたり、

\begin{eqnarray}
\left\{
\begin{array}{l}
x + y = 10 \\
2x + 4y = 32
\end{array}
\right.
\end{eqnarray}

下記の様な積分記号を見ても「こんなの絶対無理!!」と拒否反応が出るかもしれません。

$$\int_{0}^{\infty}$$

そういった場合はもっと簡単な参考書から始めましょう。
ちなみに私もバッチリ拒否反応が出ました!

まずは簡単な参考書から始めてみる

私が一番始めに取り組んだ参考書はコチラです。

表紙からして簡単そうな雰囲気が伝わってきますね!
まさに久しぶりに数学の基礎を復習するのにピッタリで、分かりやすく書かれています。

別に最初の1冊目はこの本でなくても良いのですが、選ぶ時のポイントとしては、

  • 題名に「かんたん」、「やさしい」、「はじめての」等のキーワードがある
  • 図が多めで理解しやすい構成
  • 練習問題が付いている

この辺りを抑えている本なら問題ないと思います。
ただこの手の本の注意点があります。

一冊で統計検定2級の範囲を網羅していない

例えば上記の本の場合は、試験で絶対に出る「重回帰分析」などの説明は載っていません。
試験対策をする為にはどうしても別の参考書が必要になってきます。

そこで使うのが統計webなのです。

試験勉強のメインは統計web

簡単な参考書を読破した方や、ある程度の基礎があり統計webを読み進められそうな人は統計webのサイトを読み進めましょう。

基本的には統計検定2級の出題範囲を網羅しています。

統計webを一周しよう

さぁ、この段階に来ましたらどんどん読み進めていきましょう。
どうしても覚えられない点などはノートやPCのテキスト等にまとめていつでも振り返られる様にしておきましょう。

そしてこの時に大事な事が一つあります。
それは、

ちゃんと理解してから次に進む事

数学・統計学にとってはこれが非常に重要です。
「よく分からないけど次に進もう」っとすると余計分からなくなってしまいます。
例えば、

$$\displaystyle\sum_{k=1}^{n}{k^2+k+5}$$

この様な$\displaystyle\sum$(シグマ)の意味が分からない。

その様な状態で進めてしまうと、のちのち説明文を読み解くことも出来なくなってしまいます。

大事なのは階段を1段ずつ上がっていく事です。

p値の意味や、標本分散と不変分散の違い、帰無仮説と対立仮設の意味など、細かい点もしっかり理解してから進める事が何よりも大切です。

統計検定2級の過去問を解きまくる

統計webも一周して理解できる様になったら、最終段階です。
過去問を解きまくりましょう。

最初は正解率が3~4割以下しかなくてへこむかもしれません。(もちろん私もがっつりへこみました、、)
しかし間違えた点をしっかりと復習し、理解していけば着実にスコアは伸びていきます!

過去問はこれをやろう

 

過去問にかんしてはコチラ一択です。
日本統計学会公認の過去問ですので、これをやればバッチリです。
問題に対して詳しい回答もちゃんと載っているのでありがたいです。

ちなみに私は2週以上しました。

  • 最初は普通に全問解く
  • 2周目は間違えた所だけ解く
  • 3週目も間違えた所だけ、、

この様に、まずは間違えた所を見つける。
そこを徹底的に復習する。
この繰り返し作業をして、自信が付いたら受験しましょう。

ちなみに中には明らかに難しい問題があったりします。
解答を読んでも、ググって調べても理解不能な問題(準1級レベル)も1割位含まれています。汗

そこは捨てて、確実に取れるポイントを取っていきましょう。
だいたい試験は6割以上の正答率で合格出来ますからね。

試験勉強に必要な勉強時間

最後に気になるポイントの必要な勉強時間に触れておきます。

よく言われる目安としては「50時間」と言われる事が多いと思います。

しかし、これはあまりあてにならないでしょう、、
正直言って、1人1人で試験勉強を始める前の知識量が全然違うものです。

人によっては分散という言葉を初めて知る人もいるでしょうし、大学時代にやった微分積分などをまったく覚えていない人もいるでしょう。
逆にそこら辺をしっかり覚えている人もいるわけですから、、

50時間で合格する人もいれば、100時間勉強して落ちる人もいます。

周りのペースはきにせず、あなたのペースで進めましょう!

ちなみに私は100時間近く勉強してやっと合格できました、、www

単回帰分析とは何か?実務で使えるシーンを紹介

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