ツィッターアカウント☞@onotakublog.
- 小型のストロボで良いのないの?
- ストロボを使いたいけどどれも重くて持ってくのが大変!
- サードパーティのストロボってどうなの?
ストロボって意外と重くて持ち運ぶのが大変ですよね。
でも無いと不便ですし、あれば表現の幅も広がるからとりあえず持って行きたい!
そんな方の為に、小型ストロボのおススメをランキング形式で紹介します。
ちなみに私の自己紹介をしておくと、仕事ではアパレルのマーチャンダイザーをやっており、普段は服を作っています。
また、その一環として自社の洋服のポスター撮影やSNS用の写真でモデル撮影などの仕事もしています。
そして、普段はパパカメラマンとして自分の息子達を撮影している毎日です。
この様に、基本はポートレート中心に撮っており、時々風景も撮る位のスタンスです。
この記事を読めば、
- 子供写真
- ポートレート
- スナップ写真
- 風景写真
- 夜景撮影
この様な状況下で使える小型ストロボのおススメを知る事が出来ます。
是非最後までご覧ください。
Contents
小型ストロボのおススメの基準

まず選考基準ですが、
- 重量
- 使いやすさ
- 性能
- コスパ
- システム構築のしやすさ
この様な部分で判断していきます。
特に、スタジオでセットを組んで使うというよりは、気軽に持ち出して使うシーンを想定したランキングになっています。
ガイドナンバーは控え目
そのため、今回のランキングに出てくるものはGN(ガイドナンバー)が全て30台と控え目なものです。
日中シンクロやソフトボックス・アンブレラなどのディフューザーを使う状況ですとパワーが足りない可能性もあります。
1位 GODOX V350
まずは「V350」の基本性能から見ていきましょう。
価格 | 約18,600円(Amazon) |
---|---|
対応メーカー | キヤノン、ニコン、ソニー、富士フイルム、オリンパス/パナソニック |
ガイドナンバー | GN36(105mm・ISO100) |
調光補正 | ±3EV(1/3 段) |
ハイスピードシンクロ | 対応(最大 1/8000秒) |
ワイヤレスフラッシュ | 単体で可能 |
バッテリー | 専用リチウムイオンバッテリー「VB-20」(12V、2,000mAh) |
リサイクルタイム | 0.1〜1.7秒 |
重量 | 290g(バッテリー込み) |
TTL | 可 |

軽量性・価格面・性能どれをとっても素晴らしい評価です。
godoxは中国のメーカーですが昨今の中国製の電化製品のクオリティの高さはビックリですね〜。
正直ストロボはメーカー純正を使うメリットがほぼ無いですからね、、
Godox V350の特筆すべき点
まず何と言ってもその小ささでしょう!

写真の右側がV350ですが、GN60クラスのストロボと比べると非常に小さいのが分かると思います。
重量もバッテリー込みで290gと非常に軽量です。
その為、家族でお出かけの際にバッグの中に入れておいてもそこまで邪魔にならないので、気軽に持ち出せます。
チャージ速度が爆速

そしてなんといっても専用のリチウムイオンバッテリーを使っているので、チャージ速度が爆速かつ1度の充電で長く使えます。
「せっかくのシャッターチャンスなのにチャージ出来て無い!」こういったストレスから解放されます。
まずはこのGIF動画をご覧ください。
左側のストロボがV350のフル発光のチャージスピードです。

フル発光でも1.7秒でチャージしてしまうこのスピードは驚異でしょう!
ちなみに右側のストロボは同社のTT350というストロボでバッテリーは単三電池2本です。
基本的な性能は揃っている
V350の良い所は、軽いだけで無く、一通りの性能は揃っています。
バウンスはもちろん全方位いけますし、ハイスピードシンクロも使えます。
調光補正も1/3段ずつ変更出来るので、細かい調整が出来るのが嬉しいです。

使い勝手も良く、感覚的に使い安い為に、今までにストロボを使った事がある人でしたらすんなり使えると思います。
ただネックとして、説明書に日本語はありません。
英語と中国語のみの為に、ググりながら使う必要がありますので、その点だけ注意が必要です。
また、オフストロボも容易にできます。
この様なコマンダーがあれば、受信機は無くてもオフストロボで使えます。
またGodox製品でしたら、他の様々な種類のストロボもこれ1つでオフストロボ出来るので、多灯システムとしても組みやすいです。
詳しいレビューは下記の記事をどうぞ

2位 GODOX TT350
価格 | 約10,600円(Amazon) |
---|---|
対応メーカー | キヤノン、ニコン、ソニー、富士フイルム、オリンパス/パナソニック |
ガイドナンバー | GN36(105mm・ISO100) |
調光補正 | ±3EV(1/3 段) |
ハイスピードシンクロ | 対応(最大 1/8000秒) |
ワイヤレスフラッシュ | 単体で可能 |
バッテリー | 単三電池 2本 |
重量 | 200g(バッテリー無し) |
TTL | 可 |
基本性能は先ほど紹介したV350とほぼ一緒です。
唯一の違いがバッテリーで、TT350は単三電池2本で動きます。

重さもバッテリー無しで200gで、バッテリーを入れても、

263g(電池の種類によって多少変わります)とV350よりも更に軽くなっています。
バッテリー以外の性能面はV350と全く同じ為に、「チャージ速度は遅くても大丈夫」って方にはTT350の方がより軽量で、価格も8000円位安いので、コチラがおススメです。
先ほどのGIF動画を見て貰えれば分かる様に、V350よりは遅いですが、単三電池2本だけの割には比較的早いです。
子供撮影ですとフル発光する時はまずありませんし、連写する時もそこまでありませんので、TT350でも十分使えるでしょう!
そのため、今回のランキングの1位と2位は本当に僅差です。
TT350をより詳しく知りたい人は、下記の記事をどうぞ!

3位 ニッシン i40
価格 | 約19,800円(Amazon) |
---|---|
対応メーカー | キヤノン、ニコン、ソニー、富士フイルム、オリンパス/パナソニック |
ガイドナンバー | GN40 |
調光補正 | ±2EV(1/2 段) |
ハイスピードシンクロ | 対応 |
ワイヤレスフラッシュ | 単体では不可 |
バッテリー | 単三電池 4本 |
重量 | 203g(バッテリー無し) |
TTL | 可 |
国内メーカーのニッシンからi40がランクインです。
godoxに比べ、GNが40とちょっと明るいのが特徴です。
一通り使う分には問題無し
TTLやハイスピードシンクロ、バウンスなど一通りの機能は使えます。
そして何かあった際にも国内メーカーの為に、対応がすぐに出来るので安心です。
細かく見るとGodoxにちょっとずつ負けている
ただGodoxと比べると、価格・性能面で負けてしまっています。
- 調光補正が1/2段ずつ
- 背面液晶が無い
- 値段が高い
- 単体でワイヤレスとして使えない
- 単三電池が4つ必要の割にチャージスピードは変わらない
この様な点で負けてしまっています。
特に、オフカメラで使うには下記のレシーバーが必要になってくるのが残念です。
また、バッテリーも単三電池4本の為に、若干重量が増します。
発行回数は多くなりますが、チャージスピードはtt350とそんなに変わりません。
i40がおススメの人は?
Godoxと比べると劣っているところもありますが、i40は国内メーカーという安心感があります。
修理対応も早く、説明書も日本語の為に「電化製品は日本製が良い」という方におススメです。
上位機種にi60もある!
「ガイドナンバーがもっと高いのが欲しい〜」という人にはニッシンのi60があります。
こちらも商品名の通り、GN60の為に、結婚式場などの天井の高い室内などの利用に適しています。
4位 YONGNUO(ヨンヌオ) YN320EX
価格 | 約8,890円(Amazon) |
---|---|
対応メーカー | ソニー |
ガイドナンバー | GN31 |
ハイスピードシンクロ | 対応 |
ワイヤレスフラッシュ | 単体で可 |
バッテリー | 単三電池 2本 |
重量 | 225g(バッテリー無し) |
TTL | 可 |
あまり知名度はありませんが、カメラのレンズなども開発しているヨンヌオが第4位です。
性能的にはGodoxのtt350と似ていますが、若干重いのにGNが31と少し低いのが気になります。
ただ機能的には一通り揃っており、ワイヤレスのレシーバーも内蔵しています。
そして1番のメリットはtt350に比べ更に1700円ほど安いという事です。
「ストロボは消耗品だからとりあえず使えれば良いや」という人には値段も安いヨンヌオがおススメです。
小型のストロボおススメランキング:まとめ
いかがでしたでしょうか?
やはりストロボは現状Godox製品が強いですね~!
多灯システムを組むにしても製品群としての完成度もGodoxが2枚も3枚も上手といった印象です。
ストロボに関してはメーカー純正のストロボを使う必要も無くなってきています。
サードパーティ製は安いだけで無く、性能的にも純正品を上回ってきていますね!