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- カメラ・レンズのクリーニングはどうやってやったら良いの?
- どんな道具を揃えるべき?
- センサーは自分で掃除できる?
この様な疑問にお答えいたします。
新しくカメラやレンズを買ったのなら、覚えておきたいのがクリーニング方法です。
特にレンズ交換式のカメラですと、ホコリがカメラ内部に入ってしまったり、レンズが汚れたりと、何かとお手入れが必要になってきます。
そんな時の為に、
- クリーニングに必要な道具
- クリーニング方法
を紹介します。
やってみると簡単ですので、是非覚えておきましょう!
Contents
カメラ・レンズクリーニングに必要な道具
ではさっそくクリーニングに必要な道具から見ていきましょう。
必須道具
- ブロアー
- ブラシ
- クリーニングペーパー
- レンズペン
- クリーニングクロス
最低限ここら辺は必要になってきます。
ブロアー
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カメラクリーニングと聞くとこれをイメージされる人も多いでしょう。
しゅぽしゅぽさせて風でホコリを吹き飛ばします。
レンズ交換する人は必携です。
おススメはブラシ付の物がおススメです。
あるとサッとブラッシング出来るのが便利。
上のは小型のブロアーの為、持ち運びもしやすいです。
それよりもパワーがあるブロアーが欲しい人は、
こちらの方が大きい分、パワーが出ます!
ブラシ
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ボディやレンズの筒部分のホコリや汚れを落とすのに使うのがブラシです。
先程のブロアーに付いてくるブラシを使っても良いですが、
こういった大きいブラシがあると作業が捲ります。
クリーニングペーパー
![](https://onotakublog.com/wp-content/uploads/2020/09/983965C3-0430-449D-9E87-E9A2914A80F1.jpg)
うっかりレンズを触って指紋が付いてしまったり、気付くと油汚れが付いていたりと、何かとレンズは汚れる物です。
そんな時に必要になるのがクリーニングペーパーです。
こちらは個別包装タイプですので、使いやすいですし、持ち運びの時に重宝します。
ちなみに私もカメラを持ち出す時には必ず持っていきます。
ただその分コスパは悪くなってしまうので、家でのクリーニング時には、
こちらのキットを使っています。
レンズペン
![](https://onotakublog.com/wp-content/uploads/2020/09/BC0B01F6-70F4-425E-B1C9-C32BB453C24B.png)
その名の通り、レンズを綺麗にする為に使うのがレンズペンです。
ブラシとチップの力でレンズを綺麗に磨けます。
![](https://onotakublog.com/wp-content/uploads/2020/09/C45D3107-6702-4D44-83FE-25ADE5C28CA9.png)
ちなみにチップは何回か使うとヘタってきてしまうので、そんな時は交換が必要です。
HAKUBAのレンズペンでしたら、替え用のスペアが売っています。
クリーニングクロス
![](https://onotakublog.com/wp-content/uploads/2020/09/E01F6765-2278-4409-9BB7-FBF59C83940A.jpg)
カメラボディや液晶面を拭くのに使うのがクリーニングクロスです。
カメラやスマホ、メガネまで何でも拭けてしまいます。
クリーニングセットもあるよ
クリーニングに必要な道具を一通り説明しましたが「一個ずつ揃えるのがめんどう」という人には、セットもあります。
こちらですと必要な物が一通り揃っています。
レンズクリーニングのやり方
では一通り道具が揃ったところで、具体的なクリーニング方法を見ていきましょう。
まずはレンズのクリーニング方法を見ていきましょう。
クリーニングの順番としては、
- ブロアー
- クリーニングペーパー
- レンズペン
の順番で行いましょう。
まずはブロアーでホコリを飛ばす
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ブロアーでガラス面やレンズをブローしホコリを落としましょう。
ちなみにいきなりレンズ面をクロスで拭かない様にしましょう。砂などが付いてるとレンズを傷つけてしまいます。
ブロアーでホコリが取りきれない時は、レンズペンのハケ部分を使いましょう。
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非常に柔らかい毛で出来ているので、レンズを傷付ける心配はありません。
また、レンズを外す際には必ず根元もしっかりブローしましょう。
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ホコリをしっかり飛ばしておかないと、レンズを外した際にホコリが内部に入ってしまいます。
クリーニングペーパーでレンズを拭こう
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続いてクリーニングペーパーです。
![](https://onotakublog.com/wp-content/uploads/2020/09/7823586C-A61C-4BDB-AFAD-8682E46CD04F.png)
まずはペーパーを写真のように小さく折ります。
![](https://onotakublog.com/wp-content/uploads/2020/09/AAB52F2A-D2D8-4688-B908-C5DDFA76B630.jpg)
そしたらクリーニング液を数滴ペーパーに染み込ませます。
これで準備完了です。
レンズを綺麗にしていきましょう。
![](https://onotakublog.com/wp-content/uploads/2020/09/5A74AAB9-49B0-4BDF-B703-12FF8922B3F1.jpg)
磨き方としては、レンズの中心から円を描くように外に向かって拭いていきます。
汚れが残るようでしたら、2度3度と拭き直しましょう。
レンズペンで仕上げ
続いてレンズペンのチップ側を使って磨きましょう。
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クリーニングペーパーと同じように、中心から円を描くように磨きます。
このチップはカーボン粉末で磨いているので、目に見えない粉末がレンズに残っています。
この粉末が静電気を抑制する効果があるのでそのままでも良いです。
ただなんとなく気になる方は、ブロアーやレンズペンのハケでささっと払ってもOKです。
フードとキャップも忘れずに
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意外と見落としがちなのかレンズフードとキャップでしょう。
そこまで神経質になる必要はありませんが、ブロアーとハケでしっかりホコリを落としましょう。
汚れてない時は簡素化してもOK
ここまででレンズのクリーニング方法が分かったでしょうか?
この方法は汚れが酷い時や、しっかりとクリーニングしたい時の方法なので、工程が多くなっています。
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汚れがそんなに無い時や、サッと終わらせたい時は、ブロアー→レンズペンのセットだけでも十分です。
カメラボディのクリーニング方法
続いてカメラボディのクリーニング方法を見ていきましょう。
ボディは黒が多いので汚れが目立ちませんが、意外と汚れている事が多いです。
まずはブロアー
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レンズと同じようにまずはブロアーを使い全体のホコリを落としましょう。
めんどくさがりの方はこの工程は飛ばしても大丈夫です。
ブラシで細かい部分のホコリを取る
続いてブラシを使って細かい部分のホコリを取っていきましょう。
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ササッとブラッシングすればホコリが落ちていきます。
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ファインダーや
![](https://onotakublog.com/wp-content/uploads/2020/09/B00589BB-6508-4FA1-9FF4-01A77848770E.jpg)
ボタンの溝などの細かい部分も重点的に行いましょう。
汚れがひどい場合は水拭き
続いて汚れがひどい場合や、海の近くで潮にさらされた場合などは軽く水拭きしましょう。
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しっかり絞ったタオルやハンカチでボディを拭きましょう。
この時モニターやファインダーなどは拭かないで下さい。
ちなみに水拭きは汚れがひどい場合だけで大丈夫です。
クリーニングクロスで仕上げ
水拭きが終わったら、最後にクリーニングクロスで吹きましょう。
そんなに汚れてない時は、ブラシの後にクリーニングクロスで大丈夫です。
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クロスでしたらモニターやファインダーを拭いて大丈夫ですので、しっかり拭きましょう。
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モニターは指紋や油汚れが付いていたりしますからね。しっかり拭きましょう。
ファインダーの汚れがひどい場合は
クロスで拭いたけどファインダーの汚れが落ちない場合や、角が拭きづらい場合にはクリーニングペーパーを使いましょう。
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手で持って拭いても良いですし、それでも角が拭き辛い場合には棒に巻きつけて拭きましょう。
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爪楊枝などの棒に巻き付けると、細かい所も拭きやすいです。
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爪楊枝の尖ってない方に巻き付けて、優しく拭きます。
ボディ内部のクリーニング方法
最後にボディ内部のクリーニング方法を見ていきましょう。
ボディ内部はイメージセンサーなどがあり、非常に繊細な部分です。
落ち着いて行いましょう。
マウント内部はブロアーで
レンズ交換を頻繁にしていると、イメージセンサーにホコリが付着している事があります。
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そんな時はまずブロアーでホコリを落としましょう。
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この時必ずマウント側を下に向けましょう。でないとホコリが入ってきてしまいます。
マウントの表面のクリーニング
マウント部に汚れがある場合は乾いた綿棒などで拭くようにしましょう。
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この時もなるべくマウントは下に向けるように注意しましょう。
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電子接点にも汚れがある場合は、同じ様に綿棒で綺麗にしていきましょう。
イメージセンサーの汚れが取れない場合には?
さて問題なのがセンサーに大きなゴミやホコリがのってしまい、ブロアーで取りきれない場合です。
そんな時の為のツールとして、
この様なツールもあります。
しかし、イメージセンサーは非常に繊細な部分の為に、少しでも拭き残しがあったりすると余計写真が汚くなってしまいます。
また失敗して傷つけてしまうと修理費も高額になってしまうので、canonやSONYがやっている公式のクリーニングサービスを利用する方が安心です。
それでもどうしても自分でやりたいという人は自己責任でお願いします。
いかがでしたでしょうか?
カメラ・レンズのクリーニング方法が分かったでしょうか?
クリーニングと聞くと、「めんどくさそう~」っと思うかも知れませんが、一度やってみると意外と簡単にできますし、カメラに対して愛着が沸くものです。
しっかりお手入れして、写真ライフを楽しみましょう!