- 相槌を勉強したい
- 会話がすぐに途切れてしまうので改善したい
- 会話が苦手
- 相手からの信頼を得たい
「あなたは、意識的に相槌を打っていますか?」
人の話しを聞く時に、だたボーっと聞いているのでは無く、しっかりとリアクションを取っていますか?
相槌1つで会話は大きく変わります。
私は今までアパレルでの接客業や、営業職など、言葉を生業とする仕事をしてきました。
その中で感じたのが、「相槌は会話のカンフル剤だ」という事です。
Contents
相槌の重要性
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結論、相槌は会話において非常に重要です。
相槌はあなたの話しを聞いてますと伝えている
人は皆、自分の話しを聞いて欲しいと思っています!
話しているのに全然興味のなさそうな態度を取られたら、イラッとするでしょう。
相槌には「あなたの話しを聞いて共感していますよ!」という思いが込められています。
相槌で話しが盛り上がる
効果的な相槌を打つと、相手側は「ちゃんと話し聞いてくれてる!」と安心し、もっともっとと話したくなってくるでしょう。
その為、あいてがノッてきます!
相手がノッて話してくるのでさらに相槌がすすみ、話しが盛り上がるのです。
相槌は日本特有の文化
海外では相槌という文化はあまりありません。
英語でも相槌という単語はありませんし、「oh,,,」や「uh-huh」などと少し言う位です。
むしろ頻繁な相槌は話しを邪魔されていると感じ、嫌がられる事もあるそうです。
外国の方と話す時はその点を注意しておきましょう。
もちろん日本人相手には問題ないです。
相槌の仕方
では実際に相槌の仕方を見ていきましょう。
相槌の基本
- うん(目上の人には、はいっ)
- へー!
- えーっ!
まずは相槌の基本です。
この基本形をまずは意識してどんどん使っていきましょう。
- うん・・・どんな場面でも使える
- へー!・・・その話しに興味がある事を伝える
- えーっ!・・・驚いた時に使う
あいづちのさしすせそ
次のステップとしては、相槌のさしすせそを使いましょう!
- さ・・・さすが
- し・・・知らなかった
- す・・・素敵ですね
- せ・・・センスがいいですね
- そ・・・それはすごい
基本に比べ、相槌に感情表現が入ってきましたね。
感情が入ることにより、さらに共感が強くなります。
また、「褒め」の要素も入ることによって、さらに相手を盛り上げます!
ちょっとした不幸話しには「ありゃー」
こういったちょっとした不幸話しには、「ありゃー」や「あちゃー」を使いましょう!
と心配するのも良いですが、ちょっと重たくなってしまいます。
その点「ありゃー」を入れると、会話に面白さが出て、2人とも笑顔になれるでしょう。
ただし、注意点があります。
本当の不幸話しの時は使わない様にして下さい。
「昨日飼ってたペットが死んじゃって」のような時は控えましょう。
相槌にちょい足し
「さしすせそ」の相槌にもう1言付け足すとより効果が深まります。
そもそも相槌の狙いとしては、相手の話しに価値を見出し、共感しているという事です。
そこで具体的に、どこの分部に共感したのかを明確に表現する事が大事なのです。
例えば相手の出世ストーリーには、
また、海外旅行の話しには、
この様に1言付け足すだけで、効果は大きくなります。
オウム返しも大事
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相槌と似たもので「オウム返し」があります。
オウム返しとは
オウム返しとは、
この様に、相手が話した事に対して、オウムの様に繰り返す事をオウム返しと言います。
タイミングが大事
オウム返しはタイミングが大事です。
相手が話し続けているのに、オウム返しをしてしまうと相手から嫌がられます。
話しの切れ目にタイミング良く入れていきましょう!
短く
また、オウム返しする際は短く返しましょう。
「昨日新宿で友達と映画見てきたんですよ〜」という話しに、
「えっ、昨日新宿で友達と映画見たんですね」と言うと長すぎます。
「映画見たんですね」位がちょうど良いです。
キーワードを選んで
オウム返しは何でも良いわけではありません。
先ほどの話しで、「新宿で」や「友達と」を拾ってしまうと変な感じになってしまいます。相手にとって1番大事なポイントを拾いましょう。
特に、重役の方との商談の場で非常に重要になってきます。
と言った場合に、この人はクオリティを1番大事にしていると察する事が出来ると思います。
ですので、その部分を重点的にオウム返しする事が大事です。
体を使ってリアクション
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相槌は言葉だけでなく体全体を使う事が大事です。
視覚情報が大事
人は目から入る情報でもコミュニケーションを取っています。
相手の表情、身振り手振り、視線からも感情を汲み取っています。
言葉以外でのコミュニケーションをノンバーバルコミュニケーションと言います。
表情・身振り手振り・声・話し方などの事です。
ぶっちゃけ、コミュニケーションにおいては言葉のコミュニケーションよりも、ノンバーバルコミュニケーションの方が何倍も大事なのです。
詳しく知りたい方は、「ノンバーバルコミュニケーションを鍛えよう」を見てください。
表情
特に表情は重要になってきます。
「えー」っとびっくりの相槌の時は目を見開く事により、より効果がでます。
不幸話しの「ありゃー」の時は眉をひそめて感情を表現しましょう。
また視線も大事です。
相槌を打っても、あさっての方向を向いていたら、相手からすると「ちゃんと話し聞いてるの?」となってしまいます。
ちゃんと視線を合わせる事が大事です。
- 相槌を制する者は会話を制す
- さしすせをは砂糖・醤油、、、 じゃなくて相槌のさしすせそ!
- オウムは会話の天才です
- 体を使って相槌を打とう
最後まで読んで頂きありがとうございました。