あなたは雑談が苦手ですか?
取引先との商談の際、会社の昼休みの雑談、友達と集まっての雑談。色々な場面で雑談をする機会があると思います。そのため、
「雑談を制する者は商談を制す」
という言葉があるとかないとか!
しかし、日本人は雑談に苦手意識をもってしまっている人が多いのです。
かく言う私も中学生時代は雑談が苦手でした。
授業の合間の休憩時間に、友達と集まっても何も話せず休憩が終わる。そんな事がしょっちゅうでした。
そんな私が、雑談苦手を克服するのに役立ったコツを紹介していきます!
Contents
雑談では聞き方が大事
実は雑談では話し方よりも聞き方の方が重要になってきます。
あなたの聞き方1つで、雑談が盛り上がるか、冷めたものになってしまうかが決まるのです。
リアクションを極めよう
人はみな「話しを聞いて欲しい」という欲求を持っているものです。
リアクションをする事によって、相手に「あなたの話しを聞いていますよ」、「あなたの話しに興味深々です。」という気持ちを送る事ができます。
これが非常に大事になってきます。
リアクションをしてくれる人と話すと気分が良いですし、話しも弾み、会話に良いテンポが生まれるのです。
詳しいリアクションの仕方は、聞き上手になりたい?だったらリアクションを極めよう!
を読んでください。
相槌
相槌も非常に大事ですね。
話しの合間にタイミング良く入れていく事で、会話のテンポが良くなります。
- 「うんうん」
- 「へ~!」
- 「そうなんだ」
などの簡単なものから、相槌の「基本のさしすせそ」と言われる、
- さ:さすが
- し:知らなかった
- す:素敵ですね
- せ:センスがいいですね
- そ:それはすごい
こういった相槌を会話の最中にタイミング良く入れる事が大事です。
また、さ行の言葉は耳当たりが良く、聞いていて心地よいと感じます。
自慢話しを引き出す
自慢話しをするのは楽しいですよね?ついつい言わなくても良いんだけと自慢話しをしてしまう事って多いと思います。
ですので相手にもうんと喋ってもらいましょう~!
直接相手に「どうぞ、自慢話しをしてください」と言っても話す訳がないです。
そんなときに使えるテクニックが、
「どうしてそんなに~なんですか?」です。
- 「どうしてそんなに成功したんですか?」
- 「どうしてそんなに面白いんですか?」
- 「どうしてそんなに決断力があるんですか?」
- 「どうしてそんなに努力家なんですか?」
このように色んなパターンで使う事によって、相手の自慢話しを引き出す事ができます。
ノンバールコミュニケーションを意識しよう!
雑談をする上で非常に重要な概念としてノンバーバルコミュニケーションという物があります。
ノンバーバルコミュニケーションって何?
ノンバーバルコミュニケーションとは非言語コミュニケーションの事です。
言葉でのコミュニケーションでは無く、視覚から得られる情報であったり、聴覚から得られる情報の事です。
①顔の表情、視線、容姿、身だしなみ・・・視覚情報
②腕や体を使った身振り手振り、しぐさ・・・視覚情報
③声の大きさ、トーン、話すスピード・・・聴覚情報
この様に人は言葉以外の部分からもコミュニケーションを行っています。
特に分かりやすいのは表情でしょう。想像してください、怒っている表情・笑っている表情・不満げな表情を。
言葉は発しなくても、十分に気持ちが伝わってくると思います。
ノンバーバルコミュニケーションは言葉以上に気持ちを伝えます。
ですので、ノンバーバルコミュニケーションを意識する事が大事なのです。
もっと詳しく知りたい方は、コミュニケーション能力を上げるには?ノンバーバルコミュニケーションを鍛えよう!を見てください。
話しはちょっと盛って話そう
伝えたい事をちょっと盛って話すと、あなたの話しが面白くなります。
盛り方
こういった話しを
こうする事によって、あなたの話しに魅力が出るのです。
大事なポイントとしては、話し全部を盛らず、ポイントを絞って盛る事が大事です。
話しにオチをつけよう
オチと言うと芸人さんがよく言うオチを想像しがちですが、そこまで気張らなくて大丈夫です。
大爆笑を狙う様な物では無く、ここで言うオチとは「話しの終着地点」と考えて下さい。
これがある事により、相手がリアクションを取りやすくなり、会話が次に繋がります。
オチをつけるのには2つのパターンがあります。
自虐を入れよう
「寝坊をしてしまって、駅まで走って大変だったんですよ〜」と話しても普通ですよね、これに自虐を入れると、
こっちの方が話しに面白さが出ますよね!
学び
また、2つ目のパターンとしては「学び」です。
こういった話し方だと話しの終わりが分かりやすく、会話が次に繋がります。
ここにさらに先ほど紹介した「話しを盛る」を入れると、
こういった感じで、話しをもっても話しに面白さが出ますね!
雑談には自己開示を挟もう
自分のプライベート、考え方などを相手に話すことを自己開示と言います。
自己開示の効果
自分から自己開示を行う事によって、相手から信頼感を得る事が出来ます!
自分の事を全く話さない人と話す人ではどちらの人をあなたは信頼するでしょうか?
もちろん話す人ですよね?
この様に信頼を築けるのはもちろん、
簡単な方法で、「私は沖縄出身で5人兄弟だったんですよ〜」と自己開示する事で、相手も家族の事や出身地の事を話しやすくなる雰囲気を作れます。
1度そういった雰囲気が作れれば、雑談の良い流れが産まれ、会話が弾むはずです。
ネタを持ち歩こう
雑談のネタとしてオススメなのが、
- 気候
- 出身地
- ファッション
- 健康
- 趣味
- 仕事
- 最近のニュース
などです。
ここら辺のネタを事前に仕込んでおく事で、雑談に事欠きません。
特に出身地ネタ大事
相手の出身地の地域ネタを知っておくと、非常に有利です。
「〜さん仙台の出身でしたよね?ずんだ餅美味しいですよね?」や「仙台大観音は驚異的な大きさですよね!」
などの地域ネタは相手にとって非常に嬉しいものです。
また、地域ネタはニュースなどと違い1度覚えてしまえばずっと使えます!
各地の地域ネタは覚えておいて損は無いです!
おススメの本
また本を読む事は非常におススメです。
本を読んでインプット量を増やし、どんどん実践していく事で、あなたの雑談力を上げる事ができます。
特におススメなのがコチラです。
- 雑談では聞き方が大事
- ノンバーバルコミュニケーションを意識しよう
- 話しはちょっと盛ってはなしちゃえ!
- 話しの終わりにオチを入れられると上級者!
- 雑談は自己開示してナンボ
- ポケットにネタを詰め込もう
最後まで読んで頂きありがとうございました。