みんな大好きピークデザイン!
今回はそんなピークデザインの「クラッチ」の使用レビューです。
私自身2年以上使用しており、ハッキリ言ってもう手放せません!
ピークデザインの商品全般に言える事ですが、単純にカッコいいだけで無く、実際に現場での利便性が半端無いです。
特に私の使い方としては、子供の写真を撮る為に、家族で出かける際などに必ず付けていきます。
子供といると普通のカメラストラップですと、カメラが子供にぶつかったり、抱っこする際に邪魔になってしまいます。
そんな時にこそ、ピークデザインのクラッチとキャプチャーのコンビが最強なのです。
Contents
ピークデザインのクラッチってどんなもの?
簡単に言うと、カメラのハンドストラップです。
内容物としては、
一緒に入っている物としては、アルカスイス互換のプレートとそれを付ける為の六角レンチ、クラッチを付ける為のアンカーとピークデザインの袋がセットになっています。
クラッチの取り付け方
クラッチをカメラに取り付けるには、
カメラの三脚ネジに、六角レンチを使ってアルカスイス互換のプレートをはめていきます。ここは絶対に外れない様に、キツク締めましょう。
プレートが付けられたら、そのプレートの穴にアンカーを通していきます。
そのアンカーにクラッチ本体を「カチッ」っと音がするまで取り付けます。
そしたら、クラッチの反対側をカメラの三角環に通します。
SONYなどは三角環が狭いので若干通し辛いですが、多少力を入れて通します。
そしたら、先を折り返してクラッチのフックに引っ掛ければ、完成です。
ピークデザインのクラッチを付けた感じ
では実際にクラッチを付けてカメラを持つと、
この様な感じで、カメラを持つ手をしっかりホールドしてくれます。
内側は弾力性のあるクッションになっているので、長時間ホールドしても痛くなる事はありません。
また、締め具合もワンタッチで調節する事ができるので、非常に簡単です。
「もっと締めたいな~」という時は、紐を下に引っ張る事により、キツクする事ができます。
逆に緩めたい時は写真の金具部分を上にクイッと上げるだけで緩める事が出来るので、非常に簡単です。
クラッチの良い所
クラッチの良い所はそのホールド感の高さです。
ネックストラップを付けるのが嫌な場合に、カメラを裸で持つのは手が滑って落としてしまわないか不安ですよね?
そんな際にクラッチをしているとカメラを落とす心配も無く、使い勝手が良いので便利です。
また、ピークデザインの製品である為に、ピークデザインの他の商品との相性が最高に良い事です。
詳しくは後述します。
ネックストラップとの付け替えも楽
日によってはネックストラップを付けたいなって時も楽に付け替える事が出来ます。
ピークデザインの「アンカー」と「アンカーリンクス」があれば簡単にネックストラップを付けられます。
アンカーを付けっぱなしにしておけば、クラッチを外して、
アンカーリンクスの付いたネックストラップを取り付けだけです。
これで簡単にハンドストラップからネックストラップに付け替える事が出来ます。
でも1度ハンドストラップに慣れるとわざわざネックストラップを使う機会ってないんですよね、、
クラッチの使い辛い所
では逆にクラッチのデメリットの部分を紹介します。
まずは、クラッチを付ける事により人差し指での操作が若干し辛くなる事です。
カメラはSONYのα7Ⅲを使っているのですが、この様にカメラ上部の1番右のボタンを押す時に、若干「キツイかな~」っと感じる事です。
ただこれもクラッチの締め付け具合を変える事で解消できます。
隙間が無い位にビタッとクラッチを締めると操作し辛くなってしまうので、
ある程度、ゆとりがある位に締めてあげれば、ボタン操作もしやすいです。
「でも緩めるとホールド感が下がるんじゃないか?」と思うかもしれませんが、このくらいの緩め方でしたら、使っていてもホールド感が悪いとは感じません。
グリップが無い機種だと使い辛い
こちらはオリンパスのem5mk2ですがご覧の通りグリップが無いです。
こういった形状ですと操作性が落ちます。
特に人差し指でシャッターボタンを押す時に、人差しがクラッチに当たるのでシャッターボタンを押すのに窮屈です。
やはりグリップがある形状の方が使いやすいのは間違い無いですが、まぁ無くても何とかなります。
私もオリンパスのem5mk2を使っていた時はグリップが無い状態で1年以上クラッチを使ってました。
若干の窮屈さはありましたが、私には我慢して使えるレベルでした!
でも軽い機種ならピークデザインのカフも良いですね。
- グリップの無いカメラだとクラッチは若干の使い辛さはあるが使えない事もない
- 小さいカメラには「カフ」がおススメ
ピークデザインのキャプチャーとの相性抜群
ハンドストラップの最大の弱点は、常にカメラを持つか、いちいちバッグにしまわないといけない事です。
ネックストラップだと常に肩がけしながら歩けますが、ハンドストラップだとそうはいきません。
そんな時に最高に使えるのが「キャプチャー」です。
このキャプチャーを腰のベルトやバッグに付ける事が出来ます。
そうする事によって、三脚ネジに付けたアルカスイス互換のプレートをこのキャプチャーにはめる事が出来るのです。
そうすると、
この様に、腰にカメラを付けてハンズフリーにする事が出来るのです。
装着も非常に楽で、下のGIF動画をご覧ください。
この様に、歩く時は腰に付けて、撮る時にサッと取り出せるので非常に便利です。
クラッチがある事によって落とす心配も無いですし非常に使い勝手が良いです。
キャプチャーについて詳しくは☞「Peakdesign ピークデザインのキャプチャー2年間使用レビュー!子供撮影におススメ!」をご覧ください。
キャプチャーはプレート付と、プレート無しで販売しています。
クラッチを買う場合はプレートがクラッチに付いていますので、キャプチャーではプレート無しを買うと良いです。
ピークデザインのクラッチ2年間の使用レビュー
ピークデザインのクラッチを2年間使ってみて感じるのは、「もうこれは手放せ無い!」です。
クラッチのホールド感と使いやすさは最高です。
カメラを取り出す時に、スッと手に馴染んで取り回しが非常にしやすくなります。
また、ネックストラップだと歩く時にお腹でバウンドするから嫌ですし、フルサイズなどの重いカメラだと1日付けてると肩が痛くなってきます。
それに私の様に子供撮影がメインの人にとっては、ネックストラップですと子供にぶつかったり、抱っこする時に邪魔だったりで煩わしいです。
そんな時に「クラッチ+キャプチャー」の組み合わせですと、
- 肩が痛くならない
- 子供にぶつからない
- 子供を抱っこ出来る(子供が足をバタバタするとカメラを蹴られる時はありますが、、)
この様に素晴らしいメリットがあります。
ハンドストラップをお探しの方はぜひピークデザインの「クラッチ」を見てみてください。