赤ちゃんを育てる上で1番大事なものは親から子供への無償の愛です。
親の暖かい愛情があるからこそ、子供は安心して、すくすくと成長する事が出来るのです。
子供が悪い事をしだすと、怒ってばっかりといった親御さんが多いと思います。
そんな方も怒ったら怒った分だけ、子供に愛情表現をしてあげましょう。
愛情が赤ちゃんの成長には必須なのです。
この記事では赤ちゃんへの接し方、教育の仕方で悩んでいる方に、愛情を持って赤ちゃんに接する事が1番大切だとお伝えする記事です。
それでは深堀していきましょう。
Contents
赤ちゃんが成長するには愛情が必須
赤ちゃんが精神的にも肉体的にも成長する為には、親の愛情が必須です。
ではどういった面で必要なのでしょうか?
赤ちゃんの最大の欲求は安心感
赤ちゃんの最大の欲求は、親と一緒にいて安心する事です。
赤ちゃんは自分がいる環境に非常に敏感です。
不安な環境では無く、安全で愛情いっぱいの環境に身を置く事で、たくさんのメリットがあります。
- 赤ちゃんの脳のストレス反応システムが発達する
- そうすると効果的にストレスホルモンを減らす事が出来る様になる
- ストレスホルモンのバランスが取れていると、赤ちゃんの学習・理解に必要な神経回路が守られる
- また心血管と免疫システムが正常に機能する。
この様に、赤ちゃんが心から落ち着ける環境を作ってあげる事によって、ストレスに対する耐性が出来ます。
その結果、小さなストレス(洋服を着たくない、歯を磨きたくない等)があったとしても、それを成長に繋げる事が出来るようになるのです。
この様に、ストレスに対する耐性があるか無いかで、赤ちゃんの成長度合いに大きな差が出てきてしまうのです。
- 赤ちゃんにとって最大の欲求は親と一緒にいて安心する事。
- 安心する事により、ストレスへの耐性が出来る。
- 耐性が出来れば赤ちゃんは成長に繋がる
家庭内でケンカが多いと
家庭内でケンカが多い環境ですと、赤ちゃんのストレス反応システムが損なわれてしまいます。
そうなると、常に警戒態勢を取るようになるか、ストレスへの反応が鈍くなりすぎるかのどちらかになります。
結果として、攻撃的な性格になるか、怠惰になる傾向が強くなってしまうのです。
赤ちゃんは親のケンカに気づく?
「赤ちゃんだったら親がケンカしても気づかないでしょ?」
そう思うかもしれませんが、生後6ヶ月未満の赤ちゃんでも、親のケンカを不穏なものだと感じ取っているのです。
親がケンカしていると、赤ちゃんの血圧と心拍数があがり、ストレスホルモンであるコルチゾールの値が上昇する結果が出ています。
赤ちゃんがホッとする匂い・音・動き
赤ちゃんは色んな理由で泣くものです。
むしろ理由が無くても泣きます。
オムツが濡れている、お腹が空いた、眠たい、暑い、様々な理由で泣きますし、泣いている理由が分からない時もしょっちゅうある事でしょう。
赤ちゃんを完璧に泣き止ます方法は残念ながらありませんが、少しでも安心させる方法があります。
それが以下の3つです。
- 匂い
- 聞きなれた音
- 安心する動き
匂いで安心させよう
赤ちゃんはママの匂いをかぐと安心します。
妊娠7ヵ月位になると、お腹の中にいてもママの匂いが分かる様になるのです。
誕生後はほどなくしてパパの匂いも分かる様になりますので、パパも安心してくださいね。
慣れ親しんだママ・パパの匂いは赤ちゃんにとって非常にホッとする匂いです。
泣き喚いてる赤ちゃんに対しても、安心させる効果があり、泣く時間が短くなるとの研究結果も出ています。
聞きなれた音:ママが歌を歌おう
聞きなれた音も、赤ちゃんをリラックスさせる効果があります。
特にママの歌は効果的でして、妊娠28集~41週のまだママのお腹にいる状態の赤ちゃんでも、ママのお腹の中で歌を聞いているものなのです。
ですので、聞きなれた歌をママが歌ってあげる事で、赤ちゃんを安心させる効果があるのです。
安心する動き
赤ちゃんを抱っこしながらあやしたり、ゆらゆらさせたりと、慣れ親しんだリズムが赤ちゃんを安心させるのです。
泣いて抱っこする時などは、同じルーティーンを組んであやしてあげる事で、それが次第に慣れ親しんだ動きになっていくのです。
バウンサーに乗せると安心して寝る子や、車に乗るとすぐに寝てしまう子がいる様に、動きにも赤ちゃんを安心させる効果があるのです。
赤ちゃんへのスキンシップが成長を促す
赤ちゃんとのスキンシップは非常に効果的です。
それは赤ちゃんだけで無く、親にとってもハッピーなものでしょう。
スキンシップが赤ちゃんに与える影響
愛情のこもったスキンシップは、赤ちゃんの認識力の発達と情緒の安定を促します。
触れ合う事によって神経伝達物質の放出が促され、それに連動して神経系が静まり、赤ちゃんのコルチゾール値(ストレスホルモンの値)が下がるのです。
つまりスキンシップを行う事によって、赤ちゃんは安心する事が出来るのです。
ベビーマッサージを取り入れよう
スキンシップを行う上で更に効果的な物に「ベビーマッサージ」があります。
ベビーマッサージとは以下の様な物です。
この様に歌を歌いながらマッサージすると非常に効果的です。
ベビーマッサージを取り入れた赤ちゃんには以下の様な特長が見られます。
- 機嫌が良くなる
- 不安とストレスが少ない
- 注意力が高くなる
- 睡眠パターンが整っている
この様に、ベビーマッサージを取り入れるだけで良い事づくしです。
更に、この効果は親にも影響する為に、親子共々に愛情が深まる事でしょう。
赤ちゃんにいっぱい語りかけてあげよう
赤ちゃんには愛情を持っていっぱい話しかけてあげましょう!
3歳までにいっぱい言葉を聞いた子供は、そうでない子供に比べてIQが高くなり成績が良くなる傾向があります。
愛情を持って話しかければ話しかけただけ赤ちゃんは成長します。
喋り出すのも早くなる事でしょう。
もちろんスキンシップをしながら話しかけるのも更に効果的です。
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