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- GodoxのAK-R1ってどうなの?
- 軽くて持ち運びしやすいディフューザーのおススメは?
- 手軽にカラーフィルターをストロボに取り付ける方法は無いの?
この様な悩みにお答えいたします。
まず私自身の自己紹介をさせてください。
普段はアパレルのマーチャンダイザーとして服作りをしている一方で、自社ブランドのプレス用のモデル撮影なども行っています。
また、プライベートではパパカメラマンとして、日々家族写真を残しています。
公私ともにカメラに触れる機会が多く、フルサイズからマイクロフォーサーズまで使ってきました。
そんな私が、普段使いのお手軽ディフューザーとして、GodoxのAK-R1の使用レビューを紹介します。
ディフューザーってちゃんと撮るぞって時はソフトボックスやアンブレラを使う事が多いと思いますが、普段の家族とお出かけの際に持って行くのって気が引けますよね?
カメラにストロボを付けるだけでも目立つのに、ディフューザーなんて付けたら完全に浮く事間違い無しです。
そんな時に目立ちにくく、かつ手軽に使えるディフューザーとしてGodoxのAK-R1がおススメなのです。
Contents
godoxのAK-R1とは?
この様に、ストロボ用のアクセサリーとして様々な物がセットになっています。
アクセサリーのセット内容としては、
- 拡散版
- リフレクター
- ドームディフューザー
- スポット
- カラーフィルター
- バウンスカード
- ハニカム
この様なセット内容になっています。
godoxのv1などの丸型ヘッドには、そのままアクセサリーを磁力で取り付けられますし、通常のストロボには、
こういった土台を取り付ければ、アクセサリーを付けられる様になります。
土台込みのセットも販売しており、
godoxのv1以外のストロボには土台が必要になります。
セットで買うと使い切れ無い人も
ディフューザーからスヌート、バウンスカードとセットで買うと¥7000位で一通り揃うので、お得ではありますが、全てが要らない人もいるでしょう。
そういった方には単品での販売もしています。
私自身はドームディフューザーとカラーフィルターだけあれば良かったので、それだけを購入しました。
私のメインの使い方としては、家族とのお出かけの際に、サッと使えるカラーフィルターとディフューザーを探しており、godoxに行き着きました。
カメラにオンストロボでの使用がメインです。
特に、カラーフィルターを手軽に取り付けられるのが大きかったです。
磁石が付いており、簡単に取り付けられるのが楽です。
こういったフラッシュベンダータイプですと外出先でかなり目立ちますからね。
godoxのAK-R1使用レビュー
それでは実際にgodoxのAK-R1の使用レビューを書いていきます。
まずストロボにドームディフューザーを付けてどれだけ光を柔らかくする事が出来るのか?を見ていきましょう!
まずはストロボに何も付けずに直当ての結果です。
続いてgodoxのドームディフューザーを付けた結果を見てみましょう。
こちらが付けた結果です。
どうでしょう?
違いが分かったでしょうか?
ストロボ直当てとの違いは大きい?
「う〜ん、良く分からん」という方の為に分かりやすく並べてみましょう!
こうやって見ると、違いが、、、
分かりませんね!
パッと見ではそんなに違いは分かりませんね〜。
よーく見れば、ディフューザーを付けた方が、影の出方が柔らかくなって、影のふちがボヤけているのが分かります。
顔に当たる光も若干だけ柔らかくなっていますが、パッと見では気づかないレベルでしょう。
やはり、ディフューザーといっても発光面積が小さい為に、ストロボ直当てと比べて大きな違いにはなっていません。
ちなみにこういったアンブレラを付けると、
これだけ光が柔らかくなるので違いは歴然でしょう。
godoxの真価はストロボのカラーフィルターにあった!
ふふふっ、正直ドームディフューザーにはあまり期待していませんでした。
こんなものだろうというのが純粋な感想です。
私の本当のお目当てはカラーフィルターだったのです。
今まではゴムのタイプのカラーフィルターを使用していたのですが、正直使いにくいです。
ゴムで挟んで付ける為に、付けるのに数十秒ですが、時間が取られます。
子供はどっかに行ってしまうし、嫁の「早くしろ」オーラはハンパ無いしで辛い思いをしてきました。
それを改善してくれたのがgodoxのシステムでした。
この様にワンタッチで付けられるので、非常に使いやすいです。
カラーフィルターって必要?
「そもそもカラーフィルターって必要なの?」
そう思う人も多いでしょう。
まず、夜景ポートレートや結婚式場での撮影、ディズニーランドでの夜景撮影の際にストロボの必要性は分かると思います。
しかし、こういった場所のライトはオレンジがかっている光が多い為に、ストロボの青白い光と背景のオレンジ色の光で色がズレてしまい、汚い写真になりがちです。
そんな時に、カラーフィルターで色を揃えてあげる事が大切なのです。
カラーフィルターの効果
まずはこちらの写真をご覧下さい。
ディズニーシーでの撮影ですが、ストロボだけですと、この様にストロボの光が当たっている部分は青白く、背景はオレンジになってしまうものです。
これが人物の撮影だったら、肌色を出す為に、ホワイトバランスをマゼンタ寄りに変えると、肌の色はキレイになっても背景がどぎついオレンジになってしまいます、、
しかし、ストロボにカラーフィルターを付けると、
この様に、全体が同じ光の色に統一する事ができました。
このままホワイトバランスを変えてあげれば、
この様に綺麗な写真になるのです。
参考例が建造物でしたので、分かりにくいかもしれませんが、これが更に色味にシビアな人肌であったら、その効果の高さが想像できると思います。
godoxのAK-R1の評価:悪い点
では実際に使ってみての評価をしていきます。
まずは悪い点です。
- ドームディフューザーの効果は薄い
- 小型のストロボだと取り付けが出来ない
この様な悪い点が見つかりました。
ドームディフューザーの効果は薄い
先ほどの検証写真を見てもらえれば分かる様に、ドームディフューザーを付けたからといって、そこまで大きな効果は望めません。
例えて言うと、F値1.8と2.0のボケ量の違い位の差でしょう。
パッと見では違いが感じないけれどもよーく見たらわかる位の差です。
気にする人にとっては大事な違いですし、気にしない人にとってはどーでもいいと感じる位のものでしょう!
小型のストロボだと取り付けが出来ない
私がプライベートで1番使うストロボはコンパクトさが売りのGodovのV350です。
下の写真の1番右がそれです。
この様な小型のストロボですと、そもそも小さすぎて土台が取り付けられません。
ですので、1センチくらいのゴム板を瞬間接着材で付けて、使っています。
GodovのV350やTT350、ニッシンのi40などの小型ストロボですと土台が取り付けられない可能性がありますので、その点を気をつける必要があります。
godoxのAK-R1の評価:良い点
逆に良い点としましては、
- 手軽さ
- 目立たない
- 磁石が簡単に外れない
- カラーフィルターが使える
この様な利点があります。
手軽さ
まずはディフューザーの中でも圧倒的な手軽さが売りでしょう!
軽い為に持ち出し安く、磁石でパッと取り付けられるので非常に楽です。
荷物にもならない為に、出かける時はとりあえずカバンに入れて出かけます。
目立たない
やはりパパカメラマンとしては目立たないというのも非常に大事な要素です。
「良い写真を残す為に恥ずかしがっている場合じゃないんじゃない?」っと思う人もいるでしょう。
私も最初はそう思っていました。
しかし、実際に人が大勢いる場面で、ディフューザーを付けて撮るというのはかなり目立ちます。
ぶっちゃけ恥ずかしいです。
そういった部分ではこの小ささの為に、そこまで目立つ事が無く、落ち着いて撮影ができます。
磁石が簡単に外れない
取り付けが磁石の為に、最初は「外れたりするんじゃないの?」と思っていましたが、杞憂でした。
付けっぱなしでぶら下げて歩いていてもまず外れる事はありません。
振ってもとれませんし、しっかりとくっついていますので、非常に安心感があります。
カラーフィルターが使える
私にとって1番の利点がカラーフィルターが手軽に使える事でした。
まず取り付けが非常に簡単なのが素晴らしいです。
そして、効果もしっかりとある為に、結婚式場での撮影や夜景ポートレート、撮影のアクセントに使いたい時などに手軽につかる便利さから重宝しています。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
ストロボやディフューザー選びって意外と迷ってしまいますよね?
GodoxのAK-R1は、そこまで大きな効果はありませんが、その手軽さと持ち運び安さからとりあえずバックに入れておこうという気にさせてくれるアイテムです。
小型のディフューザーを探している人なら是非1度使ってみてください。
GodoxのV1をお使いの人は下記のセットをそのまま取り付けられます。
それ以外の他社性のストロボには下記の土台セットがあれば取り付けられます。
(1部取り付けられないストロボもあります)