あなたは話しが長いって言われませんか?
話しが長い人は総じて話しが伝わりにくいです、
一生懸命喋っていても結局何が言いたいのか分からないし、無駄に時間だけ掛かっても結局何も伝わっていなかったりと、デメリットしかありません。
この記事ではそんな話しが長い人が陥っている特徴を厳選して3つのパターンに分けました。
また合わせて改善方法も紹介します。
Contents
話しが長い人の特徴3パターン
さぁさっそく話が長い人の特徴を3パターン見ていきましょう。
- 話しにまとまりが無い
- 自信が無い
- 話したがり
大きく分けるとこの3つのパターンに分けられ、それぞれ原因が違ってきます。
ではそれぞれを深掘りしていきましょう。
話しが長い人の特徴:話しにまとまりが無い
このパターンの人は非常に多いです。
むしろほとんどの人がトレーニングをしていないとこのパターンになってしまっていると思った方が良いでしょう。
話しにまとまりが無い大きな理由は2つあります。
- 結論が見えない
- 話しに無駄が多い
この2つのポイントの為に、あなたの話が分かりにくくなってしまっています。
改善方法は後半に記載します。
話しが長い人の特徴:自信が無い
自分の話しに自身が無い人は総じて話しが長くなりがちです。
自分の話しが相手に伝わっているか不安になってしまい、「伝えよう、伝えよう」として逆に話しが長くなってしまい、相手に伝わらないパターンが多いです。
周りからすると「結局何が言いたいのか分からない?」という状況になってしまい、そこでまた自信を失ってしまうという負のスパイラルに陥ってしまいます。
話しが長い人の特徴:話したがり
これは上司や役職が上の人に多いパターンです。
あなたの会社にもいないでしょうか?
部下の時間など気にせずに、ずっと同じ話しをし続ける上司が?
人は自分の話しをしっかりと聞いてくれると自己是認欲求が満たされ、非常に気分がよくなります。
特に自分の経験や苦労話しは部下にとって勉強になるだろうと思い、得意げに話してしまうでしょう。
しかし、部下の立場からすると、上司の話しをテキトーに聞くわけにはいかないので、ちゃんと聞いてしまいます。
そうする事によって、上司の自己是認欲求が満たされ、気分が良くなる事によって更に話しが長くなっていくのです。
話しが長い人の改善方法
では話しが長い人の特徴が分かった所で、実際に改善方法を見ていきましょう!
最初に結論を言う!
最初に結論から話し始めることを徹底しましょう!
それだけで、相手に伝える力が段違いに上がります。
最初に結論を言う事によって、話しの方向性が分かるために、後の話しが理解しやすくなります。
これが非常に重要です。
大まかな話しの流れとして、
- 結論を言う
- 理由を説明する
- 具体例を挙げる
- 反論も挙げる
- もう一度結論を言う
この順番を守るだけで、あなたの話しは段違いに理解しやすくなります。
たとえばあなたが営業マンで、あなたの上司にA社との契約は取れそうか?と聞かれた時に、
「うーん、A社は人員不足なので我が社のシステムに興味はあるんですけどね。
資料も凄い興味を持って見ていましたし、相手の営業の方の印象も良かったんですけど、、
ただ予算が少ないみたいで厳しそうでしたけど、一度向こうの部長に掛け合ってくれるみたいなので可能性あります。」
これだと結論が最後の為に、契約が取れるのか?取れないのか?の話しの方向性が上司に伝わっておらず、分かり辛いです。
これを、
「取れると思います。(結論)
A社は慢性的な人員不足の為に、我が社のシステムを導入したがっています。(理由)
相手の営業の方も凄い興味を示してくれていますし、リアクションも良いです。(具体例)
ただ予算が少ないみたいでしたが、部長と掛け合ってくれるとのことでした。(反論)
ですので、契約は取れると思います。(もう一度結論)」
この様に順序立てて話す事によって、話しの伝わりやすさが違いますし、あなたの話しが長くなる事を防いでくれるでしょう。
話しの無駄な部分を削ろう
話しが長い人は、会話の中で無駄な部分が多い為に、話しが長くなってしまっています。
話してる方の気持ちとしては、相手にちゃんと伝わる様に事細かく話しているつもりでも、逆に話しが長くなってしまい余計に意味が分かり辛くなってしまっています。
話しはいかに無駄な部分を削って、分かりやすくするかが大事です。
例えば、日時を説明する際にも、
「来週の火曜日の17日の午後13時からお願いします!」
という説明ですと、無駄な部分が多い為に、パッと聞いて理解が出来ません。
「17日の13時からお願いします!」
この様に絞って話した方が、何倍もスッと理解出来るでしょう。
自信が無いから話しが長くなってしまう人の改善方法
「自分の話しが相手にちゃんと伝わっているか不安。」
そんな自信の無い人が陥りがちなのが、先ほどの「話しに無駄な部分が多い」パターンです。
相手に伝わっているか不安な為に、何度も同じ事を説明したり、事細かく説明しようと余計な部分まで話してしまい、結果話しが長くなってしまいます。
そんな自分の話しに自信が無い人の改善方法はシンプルです!
「自信をつける事です!」
自信をつけるには?
自信をつけるには練習するしかありません。
残念ですが、急に明日から自信を持てる様になる魔法はありませんし、今まで培ってきたあなたの話し方を変えるのは大変です。
意識的に話し方を変え、練習するしかありません。
この「意識的に」が非常に重要です。
今まで無意識に話していたあなたの話し方は、何十年もかけて体に染みついてしまっています。
それを変えるには、意識的に話し方を変える練習を何度もするしかありません。
先ほど説明した改善方法の、
- 結論を最初に言う
- 話しの無駄な部分を削る
この2つを常に意識して話しをする様にしてください。
この2つを守るだけで、あなたの話しは格段に相手に伝わる様になりますし、話しも短くなります。
そうした成功体験を積めば、必ず自信が持てる様になるでしょう!
話したがりな人の改善方法
話したがりな人は、自分で気付いて改善するしかありません。
部下がわざわざあなたに「話しが長いです。」と言えるわけもありません。
友達でも言い辛いでしょうし、言ってくれるのは夫婦間くらでしょう。
あなた自身で気付く必要があるのですが、どうやって気づいたら良いのでしょうか?
それは、あなた自身が「話してて気持ちが良いな」っと感じていたら注意が必要です。
相手の為に話しているのではなく、あなた自身の自己是認欲求を満たす為に話してしまっている場合がありますので、そこを注意しましょう。