突然ですがあなたは話し方で悩んでいませんか?
- 発言を聞いてもらえない
- 信頼してもらえない
- 説明がつたわらない
このように悩んでいる人は多いです。
しかし、ちょっとしたコツと練習を行っていけば必ず克服できます。
確かに話し方は今までのあなたの生活の中で培ってきた部分であり、そこを変えるとなると簡単な事ではありません。しかし、正しい知識と練習を積めば必ず変わります。
私は今まで接客業の販売員や営業職の方何百人に、信頼を得る為の話し方を教えてきました。その中で非常に効果の高かったモノを抜粋してお伝えします。
Contents
話し方のコツ!
あなたはノンバーバルコミュニケーションという言葉を聞いた事はありますか?
聞いた事が無いって方は、こちらを読んで理解してください。
それによると声の大きさ、声のトーン、話すスピードなどの聴覚情報が相手に与える影響度は38%と非常に大きい物です。
言葉そのものの影響度が7%ですので、人はいかに話す内容よりも話し方を重視しているかがわかります。
声の大きさ
声の大きさ=信頼度
この公式から分かる様に、声の大きい人はそれだけで人からの信頼を得られます。
あなたも体験した事があると思いますが、会議の場やミーティングの場で採用される意見は、声の大きな人が提案した意見では無かったでしょうか?
声が大きいと「この人は自信があるのだろう」と思うでしょうし、逆に声の小さい人は「自信がないのかな?」と評価されてしまいます。
また声の大きい人は声自体の聞き取りやすさもあり、それだけで周囲の注目が上がります。
声が小さいと何言っているの伝わらず、注目を集められないだけで無く、どんなに良い事を言っても伝わらないという事態になってきます。
話すスピード
話すスピードも重要な要素です。最近のYouTubeでは「ジェットカット」編集が当たり前になっている様に、話しのスピードが速い方が話しのテンポが良く高評価が得られます。
ちなみに「ジェットカット」とはユーチューバーのジェットダイスケさんが編み出した技で、話してる時に「えっと~」とか「あの~」とか無駄な間を編集でカットし、話しのテンポを良くした物です。
ただしこれはYouTubeやテレビなどの場合です。
テロップが付くことによって話しが格段に理解しやすくなりますし、コミュニケーションが一方通行という状況だからです。
しかし現実ではテロップなど付きませんし、コミュニケーションも双方から行います。
その為、場面に合わせたスピードが大事になってきます!
話すスピードが速い人には、知的・頭の回転が速いなどのプラスのイメージがあります。
しかし、聞き手によってはスピードが早くて理解出来なかったり、聞き辛かったりと、思いが伝わらない場合も多いです。
話すスピードが遅いと温厚な印象を与え、話しも聞きやすいのですが、おっとりしてる人だなぁと思われるかもしれません。
ではどうすれば良いのか?
状況によって使い分けましょう。
話しの中で大事な部分だけゆっくり話す事により、話しに緩急がつき記憶に残りやすくなります。
また対話の際に大事な事は、相手のスピードに合わせてあげる事です。
おじいちゃん・おばあちゃんと話す時を想像してみて下さい。
自然とゆっくり話していませんか?
この様に話し方が速い人には速く、ゆっくりの人にはゆっくり話す事により、あなたへ親近感が産まれます。
こういったところから「この人とはノリが合うな〜」っと思ってもらえます。
声の高さ
声の高さ・トーンも重要になってきます。
女性が良く電話に出る時に声のトーンが上がるように、声が高いと愛想が良い風に感じられます。
逆に、声が低いと威圧感を感じますが、より信頼感を与える事もできます。
ある心理学の実験では、声が高い人と低い人では、同じ話しをした時に、低い人の方が信頼性が高かったという結果も出ています。
説明の仕方
ノンバーバルコミュニケーションの話しを重点的にしてきましたが、言語・話す内容も大事です。
結論を最初に
話が長くて何を言いたいのか分からない。
そんな人けっこういますよね?
思いついた事をその順番に話しているだけなので、急に話しが変わったりと、理解出来ません。
そこで話しをする上で大事なポイントが以下の物になります。
- 結論を言う
- 理由を説明する
- 具体的な例を述べる
- 反論への理解を示す
- もう一度結論を言う
この順番に沿って話して行くだけで、あなたの話しは格段に分かりやすくなります!
話しはコンパクトに
また、話しの長さも重要です。
思い出して下さい。あなたが小学校の時に、校庭に全校生徒が集められ校長先生の長い話しを聞かされた時の事を!
毎週必ず倒れるひとが出ていたと思います。
人の話しを聞く時の集中力は3分だと思って下さい。
そう、ウルトラマンですね!
いかにこの3分に集約して話すかが大事になってくるので、無駄な話しはドンドン省いてシンプルにしましょう。
これは私自身も意外と苦労しました。アパレルの店長時代に毎朝朝礼を行っていたのですが、その中で今日の目標などを話しスタッフを鼓舞していました。
これがなかなか難しく、話が長かったり理解出来ていないとすぐにスタッフの集中力が切れ、うわの空になってしまいます。
その為、上記の話し方を意識し時間も3分以内にまとめて話したところ大幅な改善が見てとれました。
聞き手は自分が思っている以上に話しを聞いていない物です。
女性との話し方
話しはシンプルに分かりやすくと言ったばっかりでなんですが、女性と話す時は違います。男性は論理的にシンプルに話そうとしますが、女性は会話を楽しみます。
話しが長くなるのもあなたに話しを聞いて欲しいという思いの表れです。
そういった時は論理的に話そうとするのでは無く、男性も一緒に会話を楽しみましょう。特に結婚している夫婦の場合は、子供の事や今日あった事など旦那さんに話したい事がいっぱいあります。
家に帰ってもスマホをずっといじってる!!なんて事をしないで、大事な奥さんとの会話を楽しみましょう。