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- アパレル業界ってどこもブラック?
- 正社員を辞めたい!
- 転職したいけど転職先はどんなのがあるの?
この様な疑問にお答えいたします。
その前に私の自己紹介をさせていただきます。
私自身はアパレルに携わって10年以上になります。
今までに、販売員、店長、営業、EC担当と様々な職種を経験しており、現在はマーチャンダイザーとして5年以上服作りに関わっています。
また自社の採用担当も兼任しており、年間50人以上を面接しています。
そんな現役MDが、アパレル業界の闇と転職方法を教えます。
Contents
アパレル業界はブラック?辞めていく原因は何?
ぶっちゃけ5年以上前に比べて、大幅に労働環境が変わってきているのがアパレル業界です。
それまではサービス残業当たりまえ、休日出勤もいとわない様な中小企業が多かったのですが、大分少なくなってきています。
ただ、まだゼロになったわけではありません。
そして、アパレル業界はパッと見は華やかなイメージを持たれやすい業界ですが、実際の所は体力的にキツイ部分があったり、人間関係が厳しかったりで、辞めていく人が多い業界でもあります。
正社員を辞めていく原因
アパレルで正社員を辞めていく原因として多いのが、
- 体力的にキツイ
- 休日問題
- 金銭面
- 人間関係
- キャリアアップ
この様な問題から辞めていく人が多いです。
それぞれを深堀していきましょう!
アパレルは意外と体力的にキツイ
まずアパレル販売員ですと1日中立ちっぱなしはしんどいです!!
これが地味にしんどく、女性の場合ですとヒール着用のブランドも多い為に、足が痛い問題に発展します。
また、慣れない頃は接客に気を張り過ぎてしまい、思った以上に疲れるものです。
そしてセール前やゴールデンウィーク前などの大量の納品!
これが地獄ですね〜!
大量のダンボールで納品され、それをストックに色ごと、サイズごとに分けていくのですが、量が多いと丸一日掛かったり!
アパレル業界の休日問題
アパレル業界は世間一般と休みが逆です。
平日が休みで、世間一般が休みの土日や祝日は逆に忙しい為に、基本的には出勤です。
その為ゴールデンウィーク、お盆休み、年末年始などの世間が休みの時にこそ働かなくてはいけません。
その結果、友達との予定が合わなかったり、家族と一緒に過ごせなかったりと、それが嫌で辞めていく人も多いです。
また、まとまった連休が取りづらく、「次の休みは海外に行こー!」というのが気軽にしづらいです。
アパレル業界は給料が低い!
アパレル業界は給料が低いと言われていますが、実際に低いのが現実です。
ただこれは販売職が突出して低いという一面も持っています。
まずはこのグラフを見たください。
アパレル業界の業種別の平均年収です。
やはり、いち販売員ですと、世間一般と比べても低い年収になっています。
ただ、マーチャンダイザーやプレス、営業職などの、専門職になれば、給料も大幅に上がります。
給料がもっと欲しいと思ったら、専門職を目指しましょう!
アパレル業界の人間関係はどうなの?
アパレル店舗の人間関係はどうでしょうか?
今までに50店舗以上の人間関係を見た感想を言うと、間違い無く、他の業種より良いです。
その要因としては、
- 年齢が近い
- 趣味・趣向が合う人が多い
- コミュニケーションを取りやすい環境
この様な理由があります。
アパレル店舗ですと、事務職の様に上司がお父さんと同じ年だった、という事はありません。
店長は離れていたとしても10個くらいでしょう!
2〜3個上が店長をやっているという事も当たり前です!
年が近い分話しも会うのです。
アパレル店員同士は趣味が近い
同じブランドで働いている人とは、服の趣味が近い為に、気が会う人が多いです。
その為、仕事終わりに飲みに行くだけで無く、プライベートでも遊んだりといった事も多いです。
業務上でもコミュニケーションを取る機会が多い為に、店員同士は比較的仲良くなりやすい環境です。
アパレル店員は閉鎖的な空間
アパレルの人間関係は良好な事が多いですが、全員がそういうわけではありません。
デメリットの部分もあります。
まず、アパレル店員は閉鎖的な環境で働いています。
基本的には毎日同じ店舗に出勤しますが、小さい店舗ですと4〜5人しかいない事も多いです。
ユニクロやGUなどの大型店は別ですが、平均すると10人以下で回している店舗が多いです。
その為、1人でも気の合わない同僚がいたり、先輩からのイジメがあったり、店長のパワハラがひどいなどの事があっても、閉鎖的な空間の為に、逃げ道が無くなってしまいます。
また、店舗によっては、1人1人のノルマが決まっている所も要注意ですね!
特にヒマなお店だと数少ないお客様の取り合いでギスギスした関係になってしまう事もあります。
キャリアアッププランが豊富とは言い難いのがアパレルの現状
アパレル店員をやっていて若い時は「好きな服に囲まれて、気の合う仲間がいるからアパレル最高!」っと感じる事もあるでしょう!
しかし、いざ30代になったり、結婚したりすると、将来の事が不安になるでしょう!
っと、自身のキャリア・給与面から将来の不安に繋がっていきます。
販売員からのキャリアアッププラン
販売員のキャリアアッププランとしては、以下の様になっています。
この様に、販売員からはまず店長を目指します。
そこからのキャリアアップが重要で、さらに人材教育や店舗に関わる仕事を突き詰めるのがエリアマネージャー(ブランドによってはスーパーバイザー)です。
青い文字の営業、マーチャンダイザー 、バイヤー、後はプレスなどは本社勤務となる専門職の為に、志望者も多い人気職種です。
専門職は倍率が高い上に、企業によってはキャリアアップ出来ない事も
その為、店長からいざ専門職を目指しても倍率が高く、なかなかなれない事もあります。
また、企業によっては販売員採用はずっと販売員で、専門職に就くには総合職採用のみといった企業もあります。
この場合は販売員として入ってしまうと、キャリアアップで専門職を狙う事ができません!
アパレルからの転職はどうすれば良い?
アパレル業界もここ数年で大分働きやすい労働環境になってきています。
しかし、それでも他業種と比べると金銭面や労働環境で劣っている部分も多いでしょう。
「アパレルが好きだからずっとアパレルで働きたい!」という人だったら良いのですが、今の店舗に不満があったり、将来に不安があるのなら、転職するべきです!
アパレルから他業種への転職先はどんなのがあるの?
「アパレルの労働環境ではもうやっていけない」「販売員の給料じゃ将来が不安!」という人は他業種への転職を考えましょう!
営業職
年収 | 350万~600万 |
---|---|
仕事内容 | お客様に自社のサービスや商品を提案して契約を取り付ける |
おススメポイント | 販売員として培ったコミュニケーションスキルが活きる。 |
備考 | アパレルよりも給料が上がる事は多いが、労働時間は営業職の方が更に長い事が多い! |
事務職
年収 | 300万~350万 |
---|---|
仕事内容 | パソコンでの書類の作成や整理。 |
おススメポイント | 特に女性に人気。給料はそこまで高くないが、労働環境は一気に改善される。 |
備考 | パソコンのスキルも身に付く事から、今後の転職でも有利になる。 |
プログラマー
年収 | 400万~1000万 |
---|---|
仕事内容 | プログラミング。 |
おススメポイント | 本気で人生を変えたいのならかなりおススメ。プログラミングは難しいイメージを持っているが、3ヵ月位の学習期間を経て就職する事が可能!まさに手に職で、求人が多い。 |
備考 | フリーランスとして独立すれば年収1000万も狙える。 |
おススメの転職サイト・転職エージェント
転職サイトに登録するなら以下の5つで十分でしょう!
これ以上登録しても使いきれないでしょう!
- リクナビNEXT|圧倒的求人数・・・転職者の役8割が使用!
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もちろん全て無料で使う事が出来ます。
やっぱりアパレルで働きたい
「今のお店は人間関係が嫌だから転職したいけど、また次もアパレルが良い」
「やっぱり販売員から専門職を目指したい!」
そんな思いを持っている人は、もちろんまたアパレル業界の中で転職するのが良いです。
特に、キャリアアップで専門職を目指している人の近道が転職です。
意外と未経験からのマーチャンダイザーの求人や、バイヤーの求人を出している企業も多いのです。
- ファッション・アパレル業界の【クリーデンス】会員募集・・・アパレル転職ならまずクリーデンス!
- 【iDA】アパレル業界の求人・転職なら!・・・ハイブランドの取り扱いも多く、セミナーも充実!
- 【ファッショーネ】・・・関東圏で転職を考えているなら必ず使いたい!
この3つの転職サイトに登録するだけでも相当数のアパレル求人があります。
それも販売職だけで無く、バイヤー・プレス・VMD・MD・パタンナー・デザイナーと様々な職種の求人があります。
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