- 「ウチの子はまだ寝返りしないな~!~ちゃん家のお子さんはもっと早くしたって言ってたのに」
- 「寝返りしそうにもないな~何か練習させた方が良いのかな?」
- 「寝返りで気を付けておく事ってあるのかな?」
寝返りは何もできない赤ちゃんにとって初めての成長の証でもあります。
寝ているだけだった赤ちゃんにとって寝返りは、自分の意志で自由に動こうとする第1歩です。
そして、何より自分で頑張って寝返りをしようと頑張る姿は非常に愛くるしく、寝返りが出来た時の感動は忘れられません。
今回はそんな寝返りについて掘り下げていきます。
Contents
赤ちゃんの寝返りはいつから?
他の子と比べて寝返りするのが遅かったりすると不安になりますよね?
- 「ウチの子はまだかな~」
- 「運動神経悪いのかな~」
- 「体の成長が遅いのかしら」
遅いと焦ってくるかもしれませんが、落ち着きましょう。
赤ちゃんは何事も個人差があるものです。
寝返りが遅かったからといって将来不利になる事はありませんので、気にせず待ちましょう。
首すわりのあと
寝返りしだすのは、首すわりの後です。
首すわりが大体、生後3~4ヵ月頃に完成し、自分の意志で体を動かし始めます。
体を左右に揺すったり、顔を横に向けたり出来る様になります。
そうして、徐々に体を大きく動かせる様になり、ひょんな事から寝返りに繋がるのです。
大体5ヵ月~6ヵ月
1つの目安としては、大体5~6ヵ月位で寝返りをし始めるでしょう。
寝返りをし始めても、最初のうちは途中で止まってしまったり、うつぶせになっても腕が抜けなかったりと、失敗が続くでしょう。
そして、全身の筋肉量が発達し、うつぶせになった時にしっかりと腕が抜ければ寝返りの完成です。
そこから更に成長すると、ハイハイに繋がり縦横無人に動き出します。
寝返りの際の注意点
寝返りし出すと、子供の成長が感じられて嬉しい反面、危険な事も出てきます。
その点も注意していきましょう。
低月齢は危険
実は、生後2ヶ月から生後3ヶ月頃に寝返りを始める赤ちゃんも少なからずいます。
赤ちゃんは、日に日に自分の身体を自由に動かすことができるようになり、嬉しくてたくさん身体を動かして遊びます。
その際に、何かの拍子で寝返りが出来てしまう事があります。
しかし、赤ちゃんが生後2ヶ月~3ヶ月で寝返りを始めた場合、低月齢ならではの危険があるのです。
まず、生後2ヶ月頃は首すわりが完成していないことが多いです。
寝返りの拍子に首の筋肉や骨を痛めたり、中途半端な姿勢で動けなくなって身体を痛めたりする危険が考えられます。
また、寝返りが成功してうつ伏せの状態になった後、もとに戻す事が出来ず、枕や布団に顔が覆われてしまい、窒息してしまう危険性もあります。
この様に低月齢の時期は危険が多いので、注意してください。
目を離さない
赤ちゃんが寝返りし出す様になったら、目を離さない様にしましょう。
先ほども述べた様に、寝返りした際に顔が覆われる危険性もありますし、近くに落ちてる小物を食べてしまう恐れもあります。
また、赤ちゃんの成長は思っている以上に早く、「昨日までは寝返りしてもそこから全然動けなかったのに、次の日は好きな所に移動してた」という事もありえます。
そのため、一瞬目を離したすきに、危険な物を触ってしまったり、小さい物を口に入れてしまう恐れもあるので、気を付けてください。
赤ちゃんの寝返りの練習方法
無理してまで練習させる必要は全くありませんが、赤ちゃんが「寝返りをしたい」ともぞもぞしていたら練習させるのも大事です。
練習する時期
練習する時期は、絶対に首すわりが完成してから行ってください。
何ヵ月頃からというわけではなく、首すわりが完成し、本人にやる気が見られる時だけにして下さい。
「寝返りが遅いから練習させよう~」などとは考え無いようにして、赤ちゃんが自発的にやりだすのを温かく見守りましょう。
練習のやり方
では実際にどの様に練習するのかを見ていきましょう。
- まずは赤ちゃんが、左右どちらに寝返りをしようとしているかを確認してください。
- 寝返りをしようとしている方向と逆側の足を上にして、交差させます。
- そしたら両足首を軽く支え、そのまま体重移動させ、回転する感覚を味合わせつつ、うつぶせにしていきます。
この様にして、寝返りの感覚を掴ませてあげる事が大事です。
まとめ
寝返りは赤ちゃんの成長を感じる初めての体験かもしれません。
ママやパパにとって本当に嬉しいもので、その姿は愛くるしいものでしょう。
ただ、決して焦ったりせずに、赤ちゃんの成長をゆっくりと見守っていきましょう。
寝返りをしだしたら、一気に活発に動き出します。
赤ちゃんの次のステップに進む合図です。