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赤ちゃんが1歳近くになってくると、考えてしまうのが、
「うちの子いつになったら喋るんだろう」
「パパ・ママも言わないけど大丈夫かな~」
と考えて、心配になってしまう人も多いと思います。
でも、そんなパパ・ママさんに言いたいのが、
焦らないでください!
という事です。
しゃべり始めるのは個人差があります。
それは歩き始める時期よりも個人差が大きいと言われており、8カ月以上の差があっても普通の事です。
たとえしゃべり始めるのが遅かったとしても、その後の成長に関係はありません。
焦らずに、我が子との時間を楽しんでください。
ただ、赤ちゃんの言語発達に効果的な方法はあります。
うちにも男の子がいるのですが、しゃべり始めるのは速かったです。
2歳にもなると「昨日公園で転んで、そして泣いた」と1日に何があったのかを説明できる位でした。
「そして」なんていう接続詞を使える事にびっくりした覚えがあります。
まわりの子と遊んでいても、1人だけしゃべり過ぎってくらいしゃべっていました。
ただそれは何もせずに勝手に育ったわけではありません。
ママと協力し、赤ちゃんがお腹の中にいる頃から色々と試していました。
この記事では、おしゃべりに効果的だった方法をいくつか紹介します。
Contents
赤ちゃんがしゃべりはじめる時期
一般的には
赤ちゃんは生後3ヵ月位から「あー」や「うー」等の喃語(なんご)を話し始め、生後9ヵ月位には「ダメ」、「バイバイ」などの親が良く使う言葉の意味を理解し始めます。
1歳前後から「パパ・ママ」などの単語を話し始めます。
90%の赤ちゃんは1歳5ヵ月までに、意味のある単語を話すようになります。
遅くても気にしない
冒頭でも述べましたが、しゃべり始める時期は個人差が大きいの、遅くても気にしないでください。
「ママって言って!!」
の様に、焦って赤ちゃんにしゃべらそうとして、強制させるのは絶対に止めましょう。
赤ちゃんのおしゃべりに効果的なこと
では、何もしなくて良いかと言われるとそうではありません。
おしゃべりに効果的な方法をいくつか紹介します。
3歳までに言葉を浴びせる
もういっぱい、赤ちゃんに向かって話しかけましょう。
話しかければ話しかけるだけ効果があります。
3歳までにいっぱい言葉を聞いた子供は、そうでない子供に比べてIQが高くなり成績が良い傾向があります。
では、いつ頃から浴びせるのが良いのかというと、出産予定日の10週間前からです。
胎児は、母親の体内で反響する音を聞いています。
ですので、お腹の赤ちゃんにむかって話しかけてあげる事が大事です。
赤ちゃん言葉にしない
赤ちゃんだからといって、わざわざ赤ちゃん言葉にする必要はありません。
「ほら、ブーブーでちゅね~」
と分かりやすく伝えようと思ってしまいがちですが、逆です。
「ほら、車よ。あれは消防車だね。おっきくて赤いね」
と具体的に、はっきりと、優しく話してあげる事が大事です。
- 具体的に説明してあげる
- ゆっくり、はっきりと話す
- 優しく話す
前向きな言葉で
これは本当に大事な事です。
赤ちゃんにはポジティブな言葉をかけてあげましょう。絶対にネガティブな言葉を言ってはいけません。
赤ちゃんがコップから直接飲もうとしてる時に、「〜ちゃんダメ!」や「〜ちゃんまだ飲めないでしょ!」とネガティブな事を言わないで下さい。
逆に「おっ、偉いね!〜ちゃん飲めるかな〜」とポジティブな言葉をかけてあげましょう。
もちろん飲み物をこぼすでしょう。
しかし、拭けば良いだけです。
子供が何かをやろうとしてるのは成長の大きなチャンスです。
そのチャンスを逃さない為にも、ポジティブに語りかけましょう。
目を見て話す
話し方として重要なのが、ちゃんと目を見て話す事です。
目を見て話すとより言葉が伝わります。
また、目を見て話すと感情がより伝わります。
なぜって?
それは表情を見れるからです。
人は表情から、喜怒哀楽の感情を察知します。
赤ちゃんにも親の表情から感情を察する力をつける為に、しっかりと目を見て話しましょう。
赤ちゃんとのおしゃべりの内容
何を話したら良いか悩む
そう、赤ちゃんに話しかけようと思っても「何を話そう」ってなる時ありますよね。
ずっと家にいると話すネタも無くなってきます。
そんな時にオススメなのが下記の方法です。
予定を話す
まずは予定を話しましょう。
「これからママは洗濯物を回して、〜ちゃんの朝ごはんを作って、一緒に朝ごはんを食べましょう。その後は休憩して公園に散歩に行こっか?」などと、1日の予定を話してください。
今度はそれを細分化して話すとより効果的です。
「これから公園にいくよー!まずはオムツを替えて、お着替えしましょう。そのあとはお靴を履いてベビーカーに乗って、歩いて公園まで行きましょう。」
と逐一これからやる事の予定を話すようにしましょう。
実況する
何をするにも実況をしてみましょう。テレビを見ている時に、
「ほら見て、大きなゾウさんが出てきたね。ハナで上手にリンゴをつかんで食べてるね。あっ、今度はキリンさんが出てきた!」
と、テレビを実況するのも良いですし、赤ちゃんが遊んでいる時、ママが掃除をしている時など、色んな場面を実況しましょう。
質問をする
質問も大事です。
赤ちゃんを連れてスーパーに買い物に行く時など、
「今日の夕飯どうしよっか?魚が良い?あっ、お菓子も買っておかないとね、アンパンマンラムネで良かった?」
と赤ちゃんに向かって質問するのも大事です。
周りからみたら、「あの人独り言が凄い!」と思われているかもしれませんが、そんな事は気にせずにどんどん話しかけましょう。
本の読み聞かせ
本もやはり大事ですね。勉強のツールとしては本は赤ちゃんの時だけでなく一生通して必要です。
小さいうちから本に慣れさせる事は非常に重要です。
内容がわからなくても触れさせる
生後間もない頃は本の内容がわからなくても触れさせてあげる事が大事です。
一緒に絵を見て、お母さんが話しかけてあげるだけで、大きな効果があります。
まずは、本に慣れさせ、絵に興味をもってもらいましょう。
体をつかって読む
その際に大事な事は、親が体を使って読んであげる事です。
本のキャラクターが驚くシーンでは親も一緒に驚いたり、転ぶシーンでは親も一緒にズッコケたりと、読みながらリアクションする事が大事です。
そうする事によって、赤ちゃんの集中を少しでも逃さない様にしましょう。
大事な4つの方法
本をただ読むのでは無く、赤ちゃんの言語発達を促すテクニックがあります。
それが「PEER」というテクニックです。
- うながす・・・Prompt
- 評価する・・・Evaluate
- ふくらませる・・・Expand
- くり返す・・・Repeat
この4つの単語の頭文字をとって「PEER」という名前が付いています。
具体的にどの様に使うのかと言うと、
- 本について何か言うようにうながしましょう。たとえば象を指さして「これはなあに?」
- その答えを評価しましょう。ちゃんと「ぞう」と答えられたなら、「正解」と褒めましょう。
- 答えをふくらませましょう。「これは象のダンボね」
- ふくらませた情報をくり返させましょう。「ダンボって言ってみて」
この様にして、本を読んであげるのが効果的です。
赤ちゃんにおススメの絵本
最後に赤ちゃんにおススメの本を紹介します。
今までに何十冊と呼んできた中で1番効果的だった本がこちらです。
カラフルな絵が赤ちゃんの好奇心を惹き、テンポ良く読める為にウチの子に大人気でした。
また、赤ちゃんの言語発達に効果的な本の選び方、おススメの本などは以下の記事を参考にしてください。
- 赤ちゃんがしゃべり始めるのは1歳前後から
- 3歳まではこれでもかとポジティブな言葉を浴びせましょう
- 予定・実況・質問を浴びせよう
- 「BEER」じゃないよ、「PEER」だよ
最後まで読んで頂きありがとうございました。