「仕事で必要な能力って何?」「コミュニケーション能力は仕事で必要なの?」と思う方もいるでしょう。
先に答えを言ってしまうと、仕事でコミュニケーション能力は非常に重要です。
- コミュニケーション能力は仕事で求められているのか?
- なぜコミュニケーション能力が求められているのか?
- 仕事で必要なコミュニケーション能力とは何か?
こういった内容をお伝えします。
Contents
仕事でコミュニケーション能力が求められている実態
職場でコミュニケーション能力が求められている実態を見ていきましょう。
新卒採用時に1番求められるのがコミュニケーション能力
近年、新卒採用時に企業が学生に求める能力の代表が「コミュニケーション能力」となっている。
「コミュニケーション能力」は13年連続で企業が新卒学生に求める能力として1位となっている
(2016年・経団連調べ)
なぜ仕事でコミュニケーション能力が必要なのか?
- お客様からの信頼に繋がる
- 周りのモチベーションを上げる
- あなたの仕事の評価に繋がる
主にこの3つが、コミュニケーション能力が必要な理由です。
お客様からの信頼に繋がる
営業職や販売職の様に、お客様やクライアントと直接コミュニケーションを取る立場の人にとっては、コミュニケーション能力は扱っている商品より大事です。
この物や情報が多い世の中では、「何を買うか?より誰から買うか?」が重要になってきているのです。
信頼している人からは、多少高くても買いますし、どんなに商品が良くても担当者が信頼出来なかったら、買うのをためらってしまうものです。
これは自分が仕事を出す時にも感じます。
自分はレディースアパレルの企画の仕事をしているのですが、どこの工場で商品を作るか決める際に、信頼の置ける担当者がいる工場に仕事を振りがちです。
あまりにもコストの差があれば別ですが、多少の違いでしたら信頼を優先してしまいます。
この様に、担当者の信頼によって、売り上げが左右されるのです。
その信頼を生み出しているのが、コミュニケーション能力なのです。
周りのモチベーションを上げる
コミュニケーション能力が高い人がいると周りのモチベーションも上がります。
周囲との人間関係を円滑にする為、仕事がしやすい状況になります。
これが実に重要で、あなたも仲の良い人と働くのと、話しにくい人と一緒に働くのではどちが働きやすいでしょうか?
もちろん前者ですよね?
このように、コミュニケーション能力が高い人がいると、周囲の人のモチベーションを引き上げ、生産性を上げる事ができるのです。
そして、これが上司・部下の関係になるとなおさら重要になってきます。
コミュニケーション能力が高い上司の下で働くと、信頼関係も築きやすくコミュニケーションも活性化する為に、部下のやる気を引き出し、成長に繋がります。
逆に上司のコミュニケーション能力が低いと、上司と部下との間に信頼関係が築きにくく、部下の成長も見込めない為、モチベーションが下がるばかりか、最悪の場合上司との不仲が原因で退職する事も十分に考えられます。
それほどコミュニケーション能力は重要なのです。
あなたの仕事の評価に繋がる
1番大事な事をハッキリ言います。
「コミュニケーション能力で仕事が出来る、出来ないの評価をされます」
肉体労働や、しっかりと各々の成果が「見える化」されている場合は別ですが、大概の仕事はコミュニケーション能力で評価されるのが現実です。
満足にコミュニケーションも取れない様な人は出世は難しいでしょうし、コミュニケーション能力が高い人は、先ほども述べた通り対外的にも社内的にもプラスの要素となります。
また、これからのAI時代に必要とされる能力は「コミュニケーション能力」と言われています。
AI時代には様々な仕事がAI化されるでしょう。
事務作業・プログラミング・行政書士・公務員などはAI取って代わる可能性が高く、その能力も必要なくなるかもしれません。
しかし、「コミュニケーション能力」はAIでは代替えできず、今後はより一層必要になる能力です。
仕事で必要なコミュニケーション能力とは?
深堀りしていきましょう・
聞く力
まず大事なのが、「聞く力」です。
実際は「コミュニケーションで大事なのは話す力よりも聞く力」と言われている様に、聞く力の方が話す力よりも大事なのです。
これは、営業職や販売職の方にも当てはまる事ですので、意外と思うかもしれません。
聞く力があると、
- 信頼を得られる
- 相手のニーズを感じ取れる
- コミュニケーションが活性化する
この様なメリットがあります。
人は自分の話しをしっかり聞いてくれる人を信頼します。
その為、営業職の方はお客様の話しをしっかり聞く事により、お客様の信頼を得る事が出来るのです。
また、話しをしっかり聞けると、相手の言いたい事、潜在的なニーズを感じ取る事が出来るのです。
逆に話す事ばかりに集中していると、相手の言っている事の本質を理解できず、的外れの発言をしてしまうものです。
本当に話しを聞けない人というのは多いです。
私は年間何十人と採用面接をするのですが、こちらの質問にちゃんと答えられる人は非常に少ないです。
こちらの質問の意図を気にせず、自分の話したい事を話す面接者が非常に多いのです。
聞き上手になりたい人は☞「聞き上手になりたい?だったらリアクションを極めよう!」
提案力
クライアントへのプレゼン能力、会議での提案力など、話す力も重要です。
日本人は話す内容に力を入れていますが、実は「話し方」も重要なのです。
話し方ひとつで信頼性が大きく変わってきます。
小さい声で下を向いて話す人と、大きな声で目を見て話す人。
同じ話しをしていても、信頼性は大きく違ってくると思います。
話し方を詳しく知りたい人は☞「コミュニケーションは見た目が大事!あなたの印象を上げるとっておきの方法!」
面白さ
社会人にとって面白さも重要です。
社内の人から信頼を得る際も、社外の人と商談で話しをする際も面白い人というのは信頼されます。
もちろん、芸人ばりに大笑いを取りにいく必要はありませんが、相手に「面白い人だなぁ」と思わせれば、あなたの勝ちです。
詳しく学びたい方は☞「おもしろい人になりたい?劇的にウケるテクニック5選!」