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- マーチャンダイザーになりたいけど必要な資格はあるの?
- マーチャンダイザーにおススメの資格は?
- マーチャンダイザーになるには何を勉強すれば良いの?
この様な疑問にお答えいたします。
その前に私の自己紹介をさせていただきます。
私自身はアパレルに携わって10年以上になります。
今までに、販売員、店長、営業、EC担当と様々な職種を経験しており、現在はマーチャンダイザーとして5年以上服作りに関わっています。
また自社の採用担当も兼任しており、年間50人以上を面接しています。
そんな現役MDが、マーチャンダイザーになるのに必要な資格!
勉強しておいた方が良い事を教えます!
Contents
マーチャンダイザーになるのに必要な資格はない?
えぇ~最初に答えを言ってしまうと、マーチャンダイザーになるのに必要な資格はありません。
就職や転職の面接の際などにも、資格を取っているからと言って、大きく評価される事もなく、「へぇ〜持ってるんですね!」くらいで終わります。
もちろん資格を取っておいてマイナス評価となる事はありませんし、無いよりあった方が良いでしょう。
ただ持っているからと言って、面接で効果を発揮する事は少ないです。
ですので、マーチャンダイザーになりたい人や、なりたての人が焦って資格を目指す必要もないでしょう!
マーチャンダイザーに役に立つ資格は?
「マーチャンダイザーになるのに資格は必要ない!」
で終わってしまうとそれはそれで寂しいので、なるのは必要ないけれども、私が今までMDをやってきた中で、実際の業務の中で役に立った資格をいくつか紹介します!
まず、アパレル専門職で良く言われる資格として、
- ファッションビジネス検定
- 販売士
- 色彩検定
- ビジネス能力検定
ここら辺の資格を取っておくと良いと言われる事が多いでしょう!
もちろん取っておいて損になる事はありませんが、全てが役に立つかというとそうではありません。
この中で、実際に私自身が資格を取って、為になったな〜っと感じたのは「色彩検定」と「ファッションビジネス検定」の2つです。
色彩検定は役に立つ!
マーチャンダイザーになると、実際に服を作る際に、色を決めなければいけない瞬間が出てきます。
そういった際に色彩検定を取っていると役に立ちます。
色の微妙な違いを感じ取れたり、色の組み合わせ方が理論的に分かったりします。
また、色は色相・明度・彩度の3つの要素で成り立っており、簡単に説明すると以下の様なものです。
- 色相・・・色味
- 明度・・・明るさ
- 彩度・・・色味の強さ
この要素を分かっていると、デザイナーとのミーティングや取引先との商談の際に、話しがしやすくなります。
ファッションビジネス検定
ファッションビジネス検定は取っておくと、ファッション業界の成り立ちが分かります。
商品の企画・生産・流通の流れがわかるので、そもそもアパレル業界に興味がある人でしたら、勉強するのも楽しいでしょう!
ただ、実際にアパレル業界で働いた方がより深く学べますし、不必要な知識も多いので、資格が無くても全く問題ありません。
結論:マーチャンダイザーは資格よりも純粋に勉強が大事
結論として、マーチャンダイザーにこれといった資格は必要ありません。
資格を取る為に勉強した事を、実務で活かす事は出来ますが、資格を取る為には幅広い部分を勉強する事になります。
しかし、実務上で使える部分は極一部ですので、大半の知識がいらなくなってしまいます。
ですので、資格を取ろうと勉強するよりは実務で活かせる部分を勉強した方が、何倍も役に立ちます。
マーチャンダイザーに勉強は必要!
マーチャンダイザーは、アパレル会社に置いてはブランドの中心人物である為に、非常に重要な役職になってきます。
その為、日々の勉強が大切です。
マーチャンダイザーに必要な知識としては、
- 生地
- 縫製
- 色
- 流通のバックボーン
- マーケティング
- データ分析
- アパレル業界の動向
と様々な知識が必要になってきます。
それぞれを組み合わせて洋服作りを行っています。
ただ、全ての事を勉強しようとすると、時間だけが過ぎてしまい、非効率です。
本当に必要な部分の勉強だけに絞って、深く勉強する事が大切です。
例えば、生地の勉強でも、ダウン・アンゴラ・カシミアなどの獣毛はコストが高くなってしまうので、価格帯が安いブランドでは使う事は無いでしょう!
またブランドによっても得意な生地、使わない生地などもありますので、必要な知識を中心に勉強していく事が大事です。
いかがでしたでしょうか?
少しでもMDの仕事内容が分かり、MDを目指したいと思ってくれている人がいたら、非常に嬉しいです!
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