「コミュニケーション」という言葉は皆さん知っていると思います。
しかし、その本質を理解し、実践している人は本当に少ない様に思います。
この記事では、誤解しがちなコミュニケーションの本質をしっかりと捉え、見つめ直す事により、あなたのコミュニケーション能力を大幅に上げる事を目的としています。
ぜひ最後までご覧ください。
Contents
コミュニケーションとはなにか?
コミュニケーションの語源
コミュニケーションの語源は、「コモン(common)」で、「共有し合い、共通性を築く」という意味があります。
つまり、コミュニケーションの本質は自分の考えを一方的に話すだけでは無く、お互いに話し合い、情報や意志や感情を交換し、互いに理解する事により、共有する事がコミュニケーションの本質です。
ただ一方的に話すのではなく、お互いがお互いで、情報や感情などを共有・共感する事こそが、本当のコミュニケーションなのです。
よく奥さんが旦那さんに「今日こんな事があったの!」と話していても、スマホばっかり見て話しを聞いていない旦那さんがいると思います。
その為夫婦間で、
この様な喧嘩が多いと思います。
これもコミュニケーションの本質を理解していない為に、起こるのです。
旦那さんにとっては「毎日話しを聞いているからコミュニケーション取っているじゃん!」と思っても、そこには「共感」が無い為に、奥さんは怒っているのです。
コミュニケーション能力を上げるには聞く力が大事
コミュニケーション能力を上げるには聞く力が大事です。
よく勘違いされるのが、「コミュニケーション能力=話す力」と思われ、話す方話す方に力が行きがちです。
しかし、本当に大事なのは聞く力です。
なぜ聞く力が大事なのか?
人はみな、「自分の話しを聞いて欲しい」「自分の事を分かって欲しい」という欲求を持っています。
その為、その欲求を満たしてあげる事により、あなたへの信頼・好意が上がるのです。
例えば、話すのはそんなに上手くないけど、あなたの話しを一生懸命聞いてくれる人と、話すのは上手いけど、あなたの話しを全然聞かない人だったらどちらの人を信用するでしょうか?
これは前者ですよね?
この様に、聞く力がある人は信頼されるのです。
ビジネスでも役にたつ
この聞く力はビジネスでも役にたちます。
接客業や営業マンの方は特に必要なスキルでしょう?
接客や営業の仕事はいかに商品説明が上手く、相手を納得させるかの話す力が大事に思われがちですが、この様な職種の方も聞く力の方が大事です。
聞く力がある事により、先ほど述べた様に信頼されるのはもちろん、お客様のニーズを引き出す事ができ、そのニーズに適切な商品提案が出来るのです。
商品説明にばかり力を入れてしまうと、お客様のニーズを見逃してしまい、営業マンのオススメの商品の説明になってしまう恐れがあります。
それだと成約率は低いでしょう。
話しの聞き方
相手の話しを聞く時は、全身を使って聞きましょう。
この様にしっかりと相手の目を見て、表情・体を使ってリアクションする事が大事です。
話し手は、「相手がちゃんと話しを聞いているか」を、視覚的に判断します。
あなたが一生懸命話しているのに、相手がずっと下を向いて聞いていたら、「全然話し聞いて無いじゃん!」とあなたは判断するでしょう。
聞く上で大事なポイント
また、話しを聞く時に大事なポイントとして、
- 相槌をうつ
- オウム返し
- 相手の話しを最後まで聞く
- 否定しない
ここら辺が大切になってきます。
相手の話しには、相槌を打ちながら聞き、大事なポイントはオウム返しする事が大事です。
オウム返しとは、相手の言った事をそのまま復唱する事です。
この様に、会話の1部分を復唱する事を「オウム返し」と言います。
オススメの本
話しを聞く技術を学ぶのにオススメの本があります。
こちらは、抽象的なコミュニケーションの話しを、たくさんのイラストを使って分かり安く表現しているので、理解しやすい内容になっています。
コミュニケーションとは何か?その本質をとらえる事が大事:まとめ
いかがでしたでしょうか?
コミュニケーションはただ言葉を発するだけでなく、お互いの情報・感情を言葉にし、お互いが理解・共感する事が本当のコミュニケーションです。
その為にも、相手の話しを聞く力が大事になってきます。
コミュニケーション上手になりたかったら、話す力よりも、聞く力を磨いていきましょう。