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- 新卒でアパレルに入ったけどもう辞めたい!
- でもすぐに退職したら履歴書に傷が付く?
- そもそもすぐに転職先が見つかるの?
この様な疑問にお答えいたします
本記事の信頼性
私はアパレル業界に携わって15年近くになります。
今までに、販売員、店長、営業、と様々な職種を経験しており、現在はマーチャンダイザー/ECリーダーとして仕事をしております。
また自社の採用担当も兼任しており、年間50人以上を面接しています。
まさに第二新卒の面接をする立場です。
新卒でアパレル会社に入ったけど、なんか想像してたのと違い過ぎて辞めたい!
でも、まだ入社したばっかりですぐ辞めて良いのか不安!履歴書に傷が付いたり転職活動で不利になったりしないのか心配になる!
でも『サクッと辞めてOKです』
本記事ではそんな悩みを持っている方に向けて、
- 新卒でもすぐに辞めて大丈夫な理由
- 今後の転職活動はどうなるのか?
を詳しく解説します。
面接する立場からの意見を赤裸々に話しますので、是非参考にしてください。
Contents
新卒でアパレルに入ったけどすぐに辞めたくなる理由
アパレル業界は一見華やかな業界に見える為に、夢と希望を持って入ってくる若者が非常に多いです。
だからこそ理想と現実のギャップで入社してもすぐに辞めたくなる人が多いのです。
まずはすぐに辞めたくなる理由を見ていきましょう!
- ブラック企業だった
- 思っていた以上に体力的にしんどい
- 人間関係が最悪
- 給料が安い
メインの理由としてはここら辺が上がってきます。
深堀りして行きましょう!
アパレル業界はブラック企業が多い
ここ5年位でブラック企業もだいぶ減ってきてはいます。
しかし中小企業を中心にまだブラック企業が残っているのがアパレル業界です。
入社する前はそんな気配がまったくしなかったのに、いざ働きだしたら、
- サービス残業は当たり前
- セール時期は10連勤以上も
- 予算達成の為に洋服を買わされる
- 休日出勤を頼まれる事も
この様に、ブラックな現場を目の当たりにして、辞めたくなる人も多いです。
思っていた以上に体力的にしんどい
アパレル店員は思っている以上に体力を使う仕事です。
商品が売れれば、新しい商品を出したりとやる事が多いです。 1日中立ちっぱなしですし、毎日大量の納品を検品し、整理してストックにしまいます。
特に入社してすぐに来るゴールデンウィークの時期は、非常に忙しく納品も大量に入ってきます。
また満足に休みも取れない為に、体力的にキツクて辞めていく人が多いです。
人間関係が悪い
人間関係が嫌で辞めていく人も多いです。
アパレル店員は、店舗によってはスタッフが4~5人位の所もあれば50人以上いる所もあります。
4~5人の店舗ですと非常に閉鎖的な空間になってしまいます。
その為仲が悪いと働きづらいですし、ストレスが溜まる事でしょう。
また特に上司とソリが合わないと最悪です。
嫌いな上司の元で働く事ほどストレスが掛かる事は無いでしょう!
給料が安い
実際に働いてみて、「この給料だと生活できない!」という事になる事も!
ボーナスも少なく、残業代も貰えない様な状況だと満足に生活する事も厳しくなるでしょう!
アパレル業界は全体的に薄給の為に、より給料の高い企業に転職する人も多いです。
新卒ですぐにアパレル会社を辞めるのはあり?
冒頭でも述べた様に、もちろんありです。
入社したてだろうがなんだろうが、辞めたいと思ったのなら辞めるべきです。
3年も働く必要はありません
昔はよく「最低3年は働かないと仕事の全容が分からないから転職すべきでは無い!」などと言っている人が多かったです。
しかし、それは仕事が出来なくてもスキルが無くても、一度就職すれば終身雇用でどんどん年収が上がっていく時代の話しです。転職自体が少ない時代でした。
残念ながら今はそんな時代ではありません。
非常に流動的な時代ですので、どんどん転職していく時代です。
他の会社でやっていけない?
上司に退職相談をすると、「こんなすぐに辞めてたら他の会社でやっていけないぞ!」と言われる人は多いでしょう!
しかし信じる必要はありません。全く根拠の無い話しです。
私自身今までに何人もの、新卒ですぐに辞めた人を面接し採用してきました。
じゃあその人達がウチの会社でやっていけなかったのか?
いえ全くそんな事はありません。
バリバリに活躍してくれてる人もいますし、店長になった人も大勢います。
すぐに辞めると面接で評価を悪くされない?
これは気になる点でしょう。
新卒採用ですぐ辞めたら、その後の転職で不利になるのでは無いかと思いますよね?
これに関しては、退職理由がしっかりしていれば問題ありません。
私も面接の時は「なぜ前の会社を辞めたのですか?」と単刀直入に聞きます。
この時にあまりに利己的な理由ですと評価が悪くなる事もあります。
しかし、
- 労働環境が悪かった
- ブラック企業だった
- 給料が安すぎた
この様な理由から、辞めていた場合には評価に影響はほぼ無いです。
そもそも若手の求人は非常に多い
そもそもですが、20代前半の若手の求人は非常に多いです。
これはアパレル業界だけで無く、色んな業界でも言える事です。
確かに2019年には大手企業が黒字によるリストラをしたり、2020年にはコロナの影響で求人を出している企業が大幅に減りました。
しかし、その影響をもろに受けているのは20代の若手ではありません。
求人が特に減ったのは30代以降のスキルも経験も持たない労働者
どこの企業も給料が上がってくる30代以降では、しっかりとしたスキルがあり、会社の利益を上げられる人材でないと、終身雇用が難しい時代になってきました。
その為、30代以降の求人は減っていますし、企業の求めるハードルも上がってきています。
若手の求人はまだ多い
確かに全体的に若手の求人数も減ってはいますが、それでもまだまだ売り手市場なのが現実です。
これはアパレル業界だけでなく、他業種にも言える事です。
20代前半ですと、スキルや経験、人脈等が無い事がほとんどでしょう。
しかし、その分これからいかようにも伸ばすチャンスがありますし、人件費もそこまで高くならないという企業側のメリットが大きいです。
その為新卒採用ですぐに辞めたとしても、次に働く職場が無いという事にはならないでしょう!
アパレルを新卒で辞める際の注意点
新卒ですぐに辞める際に、注意点がありますので、そこだけ気をつけてください。
専門職の場合は難易度が上がる
アパレル業界の中でも専門職の場合は、販売員などに比べて求人自体が少ないので、転職のハードルが上がる事を覚悟してください。
とくに、
- デザイナー
- パタンナー
などの人気職種は、求人自体も少ないです。
また中途採用の条件として、「実務経験が2年以上」などの縛りも多いです。
ですので、専門職の場合はある程度スキルを付けてから転職した方が、上手く行く場合が多いです。
転職活動の仕方
では実際に辞めると決めたら、次の就職先を見つける為にも転職活動をしなければいけません。
その方法を見ていきましょう。
辞める前から活動しよう
よくちゃんと退職してから転職活動を始める人がいますが、それだともったいないです。
退職活動と転職活動は並行して行いましょう。
退職の旨を会社に伝えても、2週間は出勤しなくてはいけません。
その間に少しでも転職を進めましょう。
転職エージェントに登録
まずは何より転職エージェントに登録しましょう。
そこからスタートです。
次もアパレル業界で働きたい場合には、
- ファッション・アパレル業界の【クリーデンス】会員募集・・・アパレル転職ならまずクリーデンス!
- 【ファッショーネ】・・・関東圏で転職を考えているなら必ず使いたい!
ここらへんの転職エージェントに登録しましょう!
特にクリーデンスはアパレル業界最大手ですので、まずはここに登録しておけば間違いないです。
詳しくは下記の記事をご覧ください。
違う業種で働く場合
「やっぱり接客は合わない!」「もうアパレルは嫌だな、、」そんな風に感じた人は違う業種に転職しましょう!
他業種への転職も若いうちだからこそ可能です。
これが20代後半になると一気に難易度が上がってしまいます。
おススメの転職エージェントとしては、
- リクナビNEXT|圧倒的求人数・・・転職者の役8割が使用!
- DODA|優良企業へ応募するなら・・・転職エージェントで業界最大手
- リクルートエージェント|グローバル企業への応募なら・・・担当者が年収交渉に対応してくれる
- 【type転職エージェント】・・・関東圏の求人に特化!
- マイナビエージェント|手厚いサポート・・・業界別の専任アドバイザー
この5つです。
全て無料ですので、気兼ねなく使う事ができます。
詳しくは下記の記事をどうぞ!
いかがでしたでしょうか?
新卒で入社したからすぐには辞めにくいという気持ちがあるのは分かります。
しかし若いうちこそ転職するチャンスですので、サクッと退職するのもありです。
アパレル・ファッション業界の転職エージェントのおススメは3つだけ!現役の面接官が教えます!
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