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アパレル販売員が本社勤務に就く方法!【現役MDが教えます!】

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おのたく
おのたく
ど~も!おのたくです。

ツィッターアカウント☞@onotakublog.

この様な疑問にお答えいたします

 

本記事の信頼性

私はアパレル業界に携わって15年近くになります。

最初は販売員として採用され、店長、営業、と様々な職種を経験しており、現在はマーチャンダイザー/ECリーダーとして仕事をしております。

また自社の採用担当も兼任しており、年間50人以上を面接しています。

 

「アパレル販売員として働いているけど、いつかは本社勤務に就きたい!」

その様な思いを持ってアパレル業界で働いている人は多いでしょう。

特にアパレル業界の花形職種のマーチャンダイザーやプレス、バイヤーなどは人気です。

そんな希望を持って働いている人達の為に、私自身が実際に販売員からMD(マーチャンダイザー)になった経験を踏まえて、「販売員から本社勤務に就く方法!」をこっそり教えます。

 

おのたく
おのたく
実際に販売員からMDになった人が書いた記事など無いですからね〜!自分で言うのもなんですが、非常に貴重です。

 

Contents

アパレル販売員から本社勤務になれる?

「そもそも販売員から本社勤務になれるの?」という疑問があると思います。
これに対して結論を言ってしまうと、

 

なれます

 

ただしいくつかの注意点があります。

それは、

  • 企業によっては不可能な所もある
  • 職種によっては難しい職種もある

深掘りしていきます。

 

企業によっては不可能

特に大手企業に多いのが、販売職と本部の専門職で、採用段階からキッパリ別れているケースです。

販売職で入ったなら基本的にはずっと現場中心で働く事になり、出世したとしてもマネージャーや営業などの職業になる事が多いです。

その為、プレスやバイヤー、MDになるには、入社の段階で総合職採用でないとなれません

 

職種によっても難易度が変わる

本社勤務といっても、アパレル業界には様々な職種があります。
その職種によっても、難易度が大幅に変わってきます。

アパレル業界の職種として、

  • 営業(スーパーバイザー)
  • バイヤー
  • デザイナー
  • パタンナー
  • 生産管理
  • マーチャンダイザー
  • プレス
  • EC担当
  • webデザイナー

この様に幅広い職種があるのがアパレルの特長です。

ただし企業によっては採用していない職種もあります。

セレクトブランドなどではデザイナーやパタンナーがおらず、商品はバイヤーが調達してきたりと、企業の運営方針で変わってきます。

 

販売員からでもなれる可能性のある本社の職種

まずは販売員からでも比較的になりやすい職種を見て行きましょう!

販売員からでもなりやすい職種一覧

  • 営業(スーパーバイザー)
  • 生産管理
  • プレス
  • バイヤー
  • マーチャンダイザー
  • ECサイト担当

この様な職種があります。

深堀りしていきましょう。

 

営業(スーパーバイザー)

難易度・・・

企業によっては「営業」や「スーパーバイザー」、はたまた「マネージャー」等と呼ばれる職種です。

仕事内容としては、店舗と本社を繋ぐ架け橋的な存在です。

スタッフの教育面や、VMD、商品の在庫面などを店長と協力してフォローしていく立場です。簡単に言うと、担当店舗の売上を上げるのが仕事です。

また、自社の商品のお客様の反応を吸い上げたり、競合の情報を共有するのも大事な仕事です。

本社の職種としては比較的になりやすいですが、最低店長を経験してからのステップアップになります。
最低でも3年以上は掛かるでしょう。

 

生産管理

難易度・・・

中小企業ですと、生産管理という職種は無く、MD(マーチャンダイザー)が全てを行っている所もあります。

生産管理は読んで字の如く、MDが決めて商品計画にのっとって、商品の生産を管理していく仕事です。

  • 生地の選定
  • 工場選び
  • 生産枚数の管理
  • 納期の管理
  • コストの管理

この様な仕事をする為に、取引先との交渉や細かい所までチェックするマメさが大事な職種です。

おのたく
おのたく
生産管理から出世してMDになる事も珍しくありません。

 

プレス

難易度・・・

アパレル業界の中でも人気職種なのがプレスです。

年々アパレル企業の中でも重要度が増していっている職種です。

一昔前は雑誌のスタイリストとのリースが主な仕事でしたが、ここ数年でガラッと変わっています。
インスタを始めとしたSNSの運用や、WEB広告の管理、CM等の様々な媒体を使っていかに自社のブランドの知名度と価値観を上げていくかが大事です。

SNSや各種広告から自社のECサイトに流したり、企業の売上に直結するのが見て取れる仕事ですので、非常に面白い仕事です。

最近では給料もグンっと上がってきており、MDよりも多い事も珍しくありません。

今回販売員から比較的なりやすい職種としました。確かに販売員からなる人は多いのですが、倍率は高いです。

おのたく
おのたく
ウチの会社が販売員を対象にプレスの社内公募をした時は1人の枠に50人位の応募がありました。

プレスは比較的若くても登用されるチャンスのある職種です。
販売員として2年位で登用される人も見てきました!

プレスについてもっと詳しく知りたい人は下記の記事をどうぞ!

 

 

【2020年】アパレルのプレスとはどんな仕事内容?給料まで全て教えます!

 

バイヤー

難易度・・・

バイヤーも人気のある職種のひとつです。
自ブランドに必要な商品を必要枚数仕入れ、店舗を構築していく仕事です。

一見「センスが大事」と思われる職業ですが、それだけではダメです。

自分のセンスを出すだけで無く、自店のお客様の求めている物を掴み、その商品を仕入れる事が大切です。

ひとりよがりになってはいけません。

難易度としてはそれなりに高く、店長経験はもちろん、スーパーバイザーなどを経験してからなる人も多いです。

その為、5年以上掛かるのも普通です。

 

マーチャンダイザー

難易度・・・

アパレル業界の中でも1、2位を争うほどの人気職種です。
洋服の企画・生産・販売と全ての責任を担う存在ですので、非常に責任のある役職です。

シーズン毎のテーマや商品構成、発注枚数や販売方法等仕事内容は多岐に渡ります。

MDのレベルによってブランドの売上や利益が大きく変わってきます。

おのたく
おのたく
販売員からの難易度は高いですが、不可能ではありません。私でもなれた位ですから!

詳しくは下記の記事をどうぞ!

 

マーチャンダイザーとはどんな仕事?必要な能力は?→現役の MDが教えます!

 

ECサイト担当

難易度・・・

どこの企業もコロナ渦以降はさらにECサイトに力を入れている様に、求人の数も増えている職種です。

特にプログラミングの知識も必要では無く、ある程度のパソコン操作が出来れば十分です。

特に販売員からなる人が多く、個人的にもかなりおススメの職種です。

詳しくは下記の記事からどうぞ!

 

アパレルECサイトとは?→仕事内容・求人・転職方法など経験者が答えます!

 

販売員からなるのが難しい本社の職種

販売員からだと、なるのが難しい職種もいくつかあります。

それも見ていきましょう。

 

専門職は難しい

特に専門的な知識や経験が必要になる専門職は、販売員からですと難しいです。

販売員からはなれない職種

  • デザイナー
  • パタンナー

この辺りの専門職ですと、そもそも専門学校の卒業資格が必要になってきます。

また、採用の段階でも販売職とは分けられているので、販売員からなる事は不可能でしょう!

 

カリスマ性やSNSのフォロワーが多ければなれる事も、、

昔の渋谷109のカリスマ店員や、現在ではそのブランドのインフルエンサーとしてSNSのフォロワーが何万人もいる様な販売員でしたら、「デザイナー」にステップアップする事もあります。

しかし、あまり現実的な方法ではないでしょう、、

 

販売員から本社勤務に就く方法

では実際に販売員から本社勤務になるにはどうしたら良いのか?

その方法としては、大きく分けて2つあります。

  • 社内でステップアップする
  • 転職する

この2つの方法です。

 

社内でステップアップする

今いる会社でステップアップを目指し、本社勤務を目指す方法です。

一見王道の様に見えますが、注意点があります。

注意点

  • そもそも販売員から本社勤務の道がある会社か?
  • 大企業よりも中小企業の方がなりやすい
  • ポストに空きが無いとなれない

この様な点に注意しましょう!

特に大企業ですと、一握りの本社勤務枠に対してライバルが非常に多かったり、ポストに空きがでなかったりと、難易度が高くなります。

 

出世するには結果が大事

どうしても今の会社で本社勤務を目指したいという人は、販売員からの出世を目指しましょう!

 

まずは店長になり結果を残しましょう!

アパレル業界といえど、ビジネスである為に結果を残した人が評価されるのは当たり前です。

ちなみに結果とは売上です。
店長の場合はそのお店の売上をどれだけ伸ばせたか?によって評価されます。

単純に売上を上げた店長が評価されます。

出世する為には、売上という結果を残しつつ、本社勤務に採用される様にアピールしていく事が大切です。

 

転職して本社勤務になる人も多い

もう一つの方法が転職して本社勤務を目指す方法です。

ぶっちゃけひとつの企業に固執するよりは、転職も視野に入れて行動する方が早く本社勤務になる事ができます。

 

本社勤務の求人は意外と多い

アパレル業界は、他の業種に比べ人材の流動が多い業界です。

その為、販売員経験が何年かあるという条件なら、本社勤務の求人も実は多いのです。

一つの会社で評価されるまでずっと頑張るというよりは、サクッと転職してステップアップを目図す方が早いパターンは多いです。

おのたく
おのたく
私の周りでも転職により販売員からMDアシスタントになり、最終的にMDになった人が2人います!

 

ステップアップ転職の例

最初は販売員として2~3年経験を積み、その会社で本社勤務になるのが難しそうな時は思い切って転職しましょう!

中小企業ですと、MDやバイヤーのアシスタントからスタートという求人は意外と多いので、まずはアシスタントから入り、経験を積み正MDや正バイヤーを目指しましょう。

そして、MDやバイヤー、生産管理、プレスなどとしての経験を2年以上積んだら、より大企業や給料の良い会社に転職するパターンが多いです。

 

おススメの転職エージェント

転職を成功させる為に大事なのが転職エージェントです。

特にアパレル業界に特化したエージェントを選ぶ事が大事になってきます。

おススメの転職エージェント

ここらへんの転職エージェントに登録しましょう!

特にクリーデンスはアパレル業界最大手ですので、まずはここに登録しておけば間違いないです。

 

 

いかがでしたでしょうか?

アパレル販売員から本社勤務を目指している人は非常に多いと思います。

少しでもそんな方の参考になれたのなら幸いです。

 

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